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貴乃花親方"ブーメラン"に泣く 弟子の貴公俊が暴行問題で休場

2018年4月 8日号

 立ち合いで強烈な張り手を食らって怒り心頭、突っ張りで応戦したが足が滑ってばたりと土俵に......というような状況だろうか。

 元横綱日馬富士(33)による貴ノ岩(28)への傷害事件を巡って日本相撲協会への批判を繰り返し、内閣府に告発状を提出するなど協会と全面対立してきた貴乃花親方(45)が窮地に追い込まれた。弟子の新十両・貴公俊(たかよしとし)(20)が付け人を殴る問題を起こしたのだ。声高に「暴力根絶」を訴えてきた親方の足元で起きた不祥事に、同親方の説得力は失われ、告発状も取り下げられる見通しとなってきた。
 東十両14枚目の貴公俊は春場所8日目の3月18日の取組後に、支度部屋で付け人の序二段力士の顔などを数発殴打した。付け人の指示が遅く、土俵下の控えに入るのが遅れたことで貴公俊は審判委員に注意され、かつ取組に負けたこともあって暴行に及んだとみられる。貴乃花親方は「言い訳できない。土俵に上げることもできない」と、貴公俊を謹慎として翌日から休場させた。協会危機管理委員会は師弟と付け人など関係者から事情を聴取し、同29日の理事会で処分を協議する。
 弟子に足をすくわれた格好の貴乃花親方は報道陣の取材に「私の一連の行動が弟子に負担をかけていたのかもしれない」「すべてをゼロにして一兵卒として出直し、精進する」と殊勝に話した。自身の非を認め、協会にも協力する態度だ。「一連の行動」とは、昨年の日馬富士の傷害事件で協会の事情聴取に応じず、一部メディアで一方的に協会執行部批判を展開、内閣府に告発状を提出した上に春場所にも欠勤を繰り返した頑(かたく)なな態度のことだろう。周囲や関係者、メディアの目にさらされて、弟子たちが重圧を感じていたことは容易に想像できる。
 非難を恐れずに協会改革を目指してきた同親方のファンも多い。柔軟に周囲と協力する気持ちに変わることはできないだろうか。
(水木圭)

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