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2・9開幕 平昌五輪が100倍楽しくなる! 羽生結弦 金メダルへの滑走

2018年2月18日号

 ◇けが、ブランク、連覇への重圧...復活の鍵は「ジャンプ」にあり!

 フィギュアスケートの絶対王者、羽生結弦。その真価を問われる栄光の舞台が、今週幕を開ける。王者にとって2度目の頂点を目指す平昌五輪。けがの回復具合が気になるところだが、目指す場所は"一つ"のようだ。

 歓喜のスタンディングオベーションに包まれた、ソチ五輪金メダルから、はや4年。羽生結弦(はにゅうゆづる)は、困難と対峙(たいじ)し自己を高めてきた。強力なライバルに立ち向かい、追われるプレッシャーをはねのけ、高みを目指す信念に揺るぎはない。
 しかし今回ばかりは、不安や危惧する声が多く聞こえてくる。右足首のけがの状態がまったく伝わってこないからだ。長いブランクと練習不足、それによる体力の低下も懸念されている。羽生は五輪に出場できるのか。そう心配する声すらある。
 昨年11月9日。NHK杯の公式練習で、羽生はジャンプの着氷に失敗、転倒した。この練習を見ていた日本スケート連盟関係者は、いつもとは違う転び方に不安を覚えたという。
「転倒しても普通はすぐに立ち上がるのですが、この時の羽生選手は長い時間そのままの姿勢で、『あ、これはまずいな。嫌な転び方だな』と感じました。滑っていた他の選手に手を上げて合図を送っていましたが、それでもまだ起き上がることができず、受けたダメージの大きさがうかがい知れました。足首が曲がり、その上に体が乗ってしまったような転び方で、見ていても怖かったくらいです」
 当初は昨年末の全日本選手権に出場する意向を示していたが、回復は思いのほか長期化。五輪選考を兼ねた全日本を欠場した。ひねっただけではなく、靱帯(じんたい)を損傷し、さらに腱(けん)と骨にも炎症があることが判明したのだ。これまでの実績から五輪代表には選ばれたが、長いブランクを余儀なくされ、平昌(ピョンチャン)五輪はぶっつけ本番で挑むことになる。昨年12月中旬には既に氷上に戻ってきてはいたが、本格的な練習開始は年が明けてからだったという。
 羽生は五輪に間に合うのだろうか。
「けがの回復具合や現在の練習状況などは、まったく分かりません。漏れることを恐れて、連盟の強化部長などにしか伝えられていないんだと思います。不安視する声はありますが、出場すると決めている以上、本人はそれなりの状態で出てくると思います」(前出のスケート連盟関係者)
 思えばこれまで、羽生は逆境をいくつも乗り越えてきた。その原点にあるのは、2011年3月の東日本大震災だ。甚大な被害を受け避難所生活も経験、仙台市のホームリンクでの練習もできなくなった。それでも練習を休むことはなく、翌年、初めて出場した世界選手権で銅メダルを獲得。日本人男子選手最年少記録を樹立したのだった。

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