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 「平成の怪物」は復活できるか? 松坂大輔が単年契約で中日入り

2018年2月11日号

 昨季オフにソフトバンクを戦力外となった松坂大輔投手(37)の中日入団が決まった。1月23日の入団テストに合格、4億円だった年俸は約96%ダウンの1500万円プラス出来高(金額は推定、以下同)の単年契約で、背番号は「99」。怪物と呼ばれた日米通算164勝の右腕が、野球人生をこの1年に懸ける。
 横浜高で甲子園春夏連覇を果たした松坂は1999年、西武に入団。2006年までに108勝60敗1セーブの実績を残して07年、米大リーグのレッドソックスに移籍した。メッツと合わせて8年間で56勝43敗1セーブを記録した。15年に3年総額12億円の年俸でソフトバンク入りしたが、右肩の故障に苦しみ登板は16年に1度だけ。それも1イニング5失点と散々なものだった。
 戦力外通告もやむを得ないが、「何を言われようが、やり切ったと思えるまで自分を信じて進んでいきたい」と現役続行にこだわる松坂は入団先を探していた。復活できるかどうかは何とも言えないが、本人は「肩の調子はここ5年間で一番いい状態」と話している。引退の危機から拾い上げ、最後の花道を作った形の森繁和監督(63)は「10勝も20勝もしろとは言わない。やり尽くすまでここでやってみればいい」と話す。
 入団条件も中日のリスクは低く、営業面でのメリットが期待できる。入団テストには100人の報道陣が詰めかけ、テレビのスポーツニュースや翌日のスポーツ新聞ではトップ級で取り上げられた。春季キャンプやオープン戦でも露出度は高くなり、グッズの売り上げも多くなる。観客動員にも大きく貢献するはずだ。5年連続Bクラスと低迷する中日にとって、久々の「スター誕生」である。
 不可解なのは、松坂のポスティング移籍で譲渡金が60億円も入った西武が花道を用意しなかったこと。何か裏事情があるのでは......と勘繰らざるを得ない。
(水木圭)

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