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女子フィギュアのエースが復活 宮原がGPシリーズ最終戦制す

2017年12月17日号

 日本女子のエースが見事な復活劇を見せた。
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦のスケートアメリカ(11月26日最終日、レークプラシッド)。大けがから復帰したばかりの宮原知子(さとこ)(19)=関大=がショートプログラム(SP)、フリーともに1位の合計214・03点で2015年のNHK杯以来となるGP2勝目。この演技で、これまで出遅れていた平昌(ピョンチャン)五輪代表争いのトップに一気に躍り出た。
 宮原は左股関節骨折で昨季後半戦を欠場し、リハビリに専念していた。ジャンプを跳べるようになったのは10月に入ってから。約11カ月ぶりで復帰した11月11日最終日のNHK杯では、まずまずの手応えを感じながらも回転不足が目立ち、191・80点の5位。それからわずか2週間で立て直したのは驚異的だ。宮原が優勝したことで、GPファイナル出場当落線上にいた16歳の樋口新葉(わかば)(日本橋女学館高)が滑り込み、日本女子ファイナル17季連続出場を守った。
 ほぼノーミスの演技を見せた宮原は「予想していなかった結果なので、すごくうれしい」と話し、浜田美栄コーチ(58)も「日に日に力がついてきたのを感じた」と復活を保証した。その後、GPシリーズ1位のメドベージェワ(18)=ロシア=が右中足骨骨折でファイナル欠場を決めたため、7位の宮原が繰り上がって出場することになった。だが、平昌五輪出場を確実にするには、まず12月21日から行われる全日本選手権で優勝すること。その2週間前、7日開幕のファイナル出場が決まったことで「宮原の負担になる」と懸念する声もある。
 五輪出場2人枠に近いのは国際大会の実績が上位の宮原と樋口だが、最優先で出場が決まる全日本選手権で誰が優勝するかが問題となる。2人のどちらかが優勝すれば簡単だが、昨年3位の三原舞依(18)=シスメックス=ら伏兵が優勝をさらえば混乱する可能性もある。
(水木圭)

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