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相撲協会揺るがす貴乃花の乱本当の狙い

2017年12月10日号

相撲協会揺るがす貴乃花の乱本当の狙い"ケンカ"の後先 日馬富士、年内書類送検へ

 横綱・日馬富士(33)の暴行問題を巡り、日本相撲協会が大揺れに揺れている。暴行でけがをした前頭・貴ノ岩(27)の聴取を貴乃花親方(45)が拒否し、協会は立ち往生を余儀なくされているのだ。「平成の大横綱」といわれた親方は、いったい何を考えているのか。

 締めの九州場所も相撲人気は上々だった。今年の本場所は21年ぶりに90日間の全日程で"オール満員御礼"が確実視され、2日目まで会場の福岡国際センターは熱気がムンムン、相撲関係者たちの顔にも笑みがあふれていた。それが翌3日目のスポーツ紙の1面に躍ったおどろおどろしい見出しで事態は一変した。
〈日馬富士 暴行疑惑 ビール瓶で殴打 10月26日鳥取巡業モンゴル飲み会で 貴ノ岩 頭蓋骨(ずがいこつ)骨折〉
"事件"のあらましはこうだ。10月25日の夜、白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱をはじめ、関脇・照ノ富士、東前頭8枚目・貴ノ岩ら、モンゴル出身力士たちは鳥取市内のちゃんこ料理店で食事をし、その後、繁華街にあるラウンジに移動してカラオケ付きの特別室で二次会を開いた。ここで暴行問題が勃発した。
 貴ノ岩はこれより約1カ月前の秋場所後、東京・錦糸町のバーで酔っ払って知人らに「オレは(今年の初場所14日目に)白鵬に勝った」「これからはオレたちの時代だ」「あなたたちの時代は終わった」などと発言したとされ、これが巡り巡って白鵬らの耳にも入っていた。発言を引き合いに、この酒席で白鵬が貴ノ岩に、
「お前、本当にそういうことを言ったのか」
 と問いただし、先輩力士に対する口の利き方を注意した。その最中に貴ノ岩はスマートフォンを取り出して操作したとされ、それを見た日馬富士が、
「大横綱が話しているときに何をしているんだ」
 と激高して暴行に及んだ。さらに反抗的な態度を取ったために頭をたたいたという。問題となったのは、この時の暴行内容と、その後の貴ノ岩の師匠、貴乃花親方の言動だ。
 

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