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 巨人11年ぶりBクラスの大誤算 高橋由伸監督に抜本改革の重責

2017年10月22日号

 これでは「球界の盟主」の名が泣く。
 大補強を行い開幕前は優勝候補に挙げられていた巨人が、11年ぶりのBクラスに沈んだ。導入されて以来続いていたクライマックスシリーズ(CS)進出も途切れてしまい、屈辱のシーズンとなった。高橋由伸監督(42)の続投は確実のようだが、OBを中心に球団フロントや首脳陣の責任を問う声は強く、ストーブリーグは厳しいものになりそうだ。
 フリーエージェント(FA)権を行使した陽岱鋼(ようだいかん)外野手、山口俊投手、森福允彦投手を獲得し、戦力的には他球団もうらやむ陣容だった。だが、陽と山口俊は故障で出遅れ、中継ぎで期待された森福は不調で2軍暮らしの大誤算。ようやく6月に1軍に上がった山口俊は泥酔暴行事件を起こしてしまった。満足にローテーションも組めない投手陣と、若手が台頭せずにベテラン頼りの打線がかみ合わず、5月から6月にかけて球団史上最悪の13連敗を喫した。
 それでも投手陣は菅野が17勝5敗、マイコラスが14勝8敗、田口が13勝4敗と先発3本柱で計27の貯金を作ったが、大竹寛、内海、吉川光、宮国らほかの先発陣は勝利が敗戦を上回らず、期待に応えられなかった。
 9月に入ってからはDeNAと激しい3位争いを繰り広げたが、復調を見せた投手陣の足を引っ張ったのが湿りっぱなしの打線だった。9月のチーム防御率2・63に対し、チーム打率は2割3分3厘と低迷した。次代を担う若手を育成できなかったとともに、目先だけを考えてチャンスを与え続けなかった首脳陣の責任は重い。阪神に敗れて4位が確定した10月1日の本拠地最終戦の先発野手は、38歳の阿部をはじめ村田、長野らベテラン中心で平均年齢31・6歳だった。
 来季は高橋監督の3年契約の最終年となる。補強やベテラン頼みの編成をどう立て直すのか。抜本的な改革が求められている。
(水木圭)

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