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3横綱不在、大関・高安まで... 「大荒れ」大相撲秋場所の大混迷

2017年10月 1日号

 昭和以降初めて3横綱が初日から休場する異常事態で大荒れが予想された大相撲秋場所(両国国技館)が、序盤でさらなる混乱をきたしている。
 優勝候補の一角に挙げられていた大関・高安(27)=田子ノ浦部屋=と、人気力士の西前頭4枚目・宇良(25)=木瀬部屋=が2日目(9月11日)の土俵で負傷し、3日目から休場に追い込まれた。3横綱1大関の休場は18年ぶり。
 先場所に右膝を痛めていた宇良は相手の突きをこらえる際に悪化させ、高安は押し出された時に右太ももを痛めて、2人とも車いすで運ばれる重傷だった。さらに混乱は続く。横綱の中でただ一人出場した、優勝争いの中心となるべき日馬富士(33)=伊勢ケ浜部屋=が3日目から3連敗を喫する不甲斐(ふがい)なさ。2人が休場したことで一人横綱の重圧もあったのだろうか。
 奮起が期待される上位陣もそろって不振。たった3日間で三役以上の無敗力士が消えてしまった。日馬富士を含めて黒星先行の厳しい土俵が続き、序盤5日間が終わった時点で白星が上回っているのはかど番大関の豪栄道(31)=境川部屋=の4勝1敗だけ。同じかど番大関の照ノ富士(25)=伊勢ケ浜部屋=は左膝の故障の影響もあって1勝4敗と大関陥落のピンチを迎えている。
 故障者続出には「巡業の過密日程の負担が大きい」との関係者の声もある。もちろん巡業でも体はつくれるが、四股やてっぽう、すり足など基本的なけいこが十分にできず、故障につながるというのだ。
 5日目が終わった時点で5戦全勝は東前頭3枚目の阿武咲(おうのしょう)(21)=阿武松部屋=1人だけで、今場所の台風の目になりそう。日馬富士の途中休場も懸念され、前代未聞の事態も考えられる。ある親方が「誰が優勝してもおかしくない」と言う通り、予想外の力士が優勝する可能性もある。混戦も面白いが、レベルの低い争いにはなってほしくないものだ。
(水木圭)

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