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元賞金女王ようやく不振を脱却 上田桃子が逆転で3季ぶり優勝

2017年6月11日号

 上田桃子(30)=かんぽ生命=が3年ぶりの復活優勝を果たし、「優勝は近いようで遠く、この3年間つらかった」と歓喜の涙を流した。女子ゴルフ「中京テレビ・ブリヂストンレディス」は5月21日に行われた最終日に首位と1打差の2位でスタートした上田が8バーディー、1ボギーの65で回り、逆転でツアー通算12勝目を飾った。優勝は2014年11月の「樋口久子 森永レディース」以来。
 この日は1番から3連続バーディーを奪うなど好調でトップに立ったが、2位と1打差で迎えた17番でアプローチが6メートルもオーバーする大ピンチ。このパーパットをねじ込んだのが勝因となった。続く18番でもグリーン脇の池に転がり落ちそうなセカンドショットが辛くもカラーで止まり、8メートルのバーディーパットを決めて難を逃れた。
 この勝利を「『またかな』とも思ったが、熊本のリベンジをしたいという思いがプラスに働いたと思う」と振り返ったのは、4月に地元熊本で行われた「KKT杯バンテリンレディース」。2打リードで迎えた最終ホールで80センチのパーパットを外して追いつかれ、プレーオフ1ホール目に池ポチャのミスで敗れた。
 情けなさで流した悔し涙を、1カ月後に感涙に変えた。07年に当時最年少の21歳で賞金女王に輝き、米ツアーにも挑戦した上田だが、近年はスイングの乱れから不振に陥った。15年は1勝もできず、16年も賞金ランキング35位。念願だったリオデジャネイロ五輪にも出場できなかった。
 昨年からスイング改造に取り組み、王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)の恩師・荒川博氏に指導を受けていたが、荒川氏が昨年12月に86歳で急死するショッキングな出来事もあった。優勝記者会見では「ここまでいろいろやって、今年勝てなかったらゴルフをやめようと思っていた」と胸中を明かした。復活Vは荒川氏への恩返しにもなったことだろう。
(水木圭)

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