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女子スピードスケートで総合V 小平奈緒「圧倒的な強さ」の秘密

2017年3月19日号

 30歳になってから驚異的な急成長をみせている小平奈緒(相沢病院)が、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケート短距離の主役に躍り出た。
 スピードスケート世界スプリント選手権(カルガリー)最終日の2月26日、小平は500メートル36秒80で1位、1000メートル1分13秒17で3位。両種目とも日本新記録で1位だった第1日と合わせ、4レースをポイント化した総合得点146・390の世界新記録で日本女子初の総合優勝に輝いた。日本勢の総合優勝は1983、87年の黒岩彰以来、30年ぶりの快挙だった。
 500メートル5位だった14年ソチ五輪後、2年間のオランダ留学で技術や体力、精神面が強化された。帰国した今季、500メートルは今大会も含め国内外の大会で13連勝無敗という圧倒的な強さ。安定したフォームでの危なげない滑りに「オランダに行かせてもらった経験が大きい。言葉や環境が違う中で、生きる力のようなものを持って帰れたかなと思う」と留学の効果を強調した。
 信州大時代から指導する結城匡啓(まさひろ)コーチの存在も大きい。環境を整え、いろいろな経験を積ませた。信州大卒業時に就職が決まっていなかった小平を、スケート選手を受け入れたことがない相沢病院に頼んで採用してもらったのは、結城コーチの人柄を表すエピソードだ。5月で31歳になるが「積み上げた経験が結果につながっている。自分ではまだまだ伸ばせる感覚がある」と、今後の上積みにも自信がありそう。
 絶好調だった年明けにスケート靴の刃を替える思い切りのよさもある。自分のためなら貪欲に取り入れる攻めの姿勢は、勝負師に欠かせない。黒岩彰・日本連盟スピード強化部副部長は「圧倒的な強さ。来年の五輪では500だけでなく1000でも金メダルを狙える」と、べた褒め。
 もしかすると、平昌五輪の次の22年北京五輪まで挑戦するつもりなのかもしれない。
(水木圭)

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