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予選突破のハードル下がりそう サッカーW杯の出場枠48に拡大

2017年1月29日号

 あまりにも増やしすぎではあるまいか。サッカーのワールドカップ(W杯)の本大会出場チームのことだ。国際サッカー連盟(FIFA)は1月10日の理事会で、2026年大会から出場チームを現行の32から48に増やすことを全会一致で決めた。インファンティノ会長は昨年2月の会長選でW杯の出場チーム数拡大を公約して当選、それを実行に移した形だ。
 この決定について「W杯という世界最高峰の大会に参加できる国が増えることはいいことだ」と歓迎する声とともに、欧州を中心に「試合のレベルが下がり、一方的な展開になることが多くなって選手のためにならない」と反対する意見も多い。
 インファンティノ会長は参加チーム増加による放映権料などの収益増のほか、「サッカーの全体的なレベルの向上につながる」と強い意向を示している。FIFA理事でもある田嶋幸三・日本サッカー協会会長も「サッカーの発展を考えればいいこと」と歓迎している。
 現行では32チームを4チームずつ8グループに分けて1次リーグを行い、各グループ2位までの16チームが決勝トーナメントに進んで戦われている。今回の決定では、1次リーグは3チームずつ16グループに分かれ、各グループ上位2チームの計32チームが決勝トーナメントに進む。
 この方式で問題なのは、1次リーグを3チームで戦うことだ。4チームなら決勝トーナメント進出がかかる3試合目の最終戦は同時刻キックオフで行われるが、3チームでは先に2試合を終えたチームの結果が分かっている2チームが最終戦を戦うことになる。戦術的な面からも、公平とは言えない方式だ。
 各大陸別予選の意味合いも変わってくる。例えば出場枠が現在4・5のアジアは、8・5になる可能性が大きい。日本にとっては出場が楽になるが、緊張感に欠ける予選になるだろう。
(水木圭)

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