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巨人にFA移籍決まった陽岱鋼 母国・台湾では「破格契約」報道

2017年1月22日号

 日本ハムの陽岱鋼(ようだいかん)外野手(29)が複数球団による争奪戦の末、巨人にフリーエージェント(FA)移籍することが決まったのは、昨年末のことだった。陽は昨年の日本シリーズを制した日本ハムの攻守の柱で、台湾出身の選手だ。
 昨年、広島に17・5ゲーム差の2位に甘んじた巨人は昨オフ、陽を含むFA選手3人を獲得した。FA選手3人が同一球団に同時に加入するのはプロ野球史上初めてのことだ。オリックス、楽天との獲得競争となった陽に対し、巨人の提示額が「5年総額15億円超」と報じられた(金額は推定)。3年ぶりの優勝を狙う巨人が、センターのレギュラーポジションを用意したことでも、陽に対する期待感の大きさがうかがえる。
 ところが、陽の契約内容でいえば、どうやら日本国内で報道されている金額を大きく上回っているようだ。台湾の主要紙『自由時報』によると、陽の契約は「5年総額22億5000万円」。これに加えて、「本人の同意がなければ5年間はトレードに出さない」との条項もあるという。全選手の年俸総額の上限を25億円と定める日本ハムの"台所事情"からFA移籍を決断したという陽も、さぞかしご満悦だろう。陽は今年の目標に「全試合出場」を挙げており、「達成できれば(打撃成績などの)結果は自然と出る」と新天地での活躍を約束している。
 また、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、陽が台湾代表として出場するかどうか、現時点で不透明だ。陽は前向きというが、「2月1日に始まる春季キャンプの全日程に参加して早くチームになじんでほしい」が巨人の本音だろう。
 実は、東京ドームで行われるWBCの1次、2次ラウンドでは、巨人の親会社である読売新聞社が主催者に名を連ねている。台湾は2次ラウンドで日本と対戦する可能性が高い。その時、台湾代表に「巨人の陽」がいなければ、盛り上がりに欠けるかもしれない。陽と巨人の決断の行方に注目したい。
(志村宏忠)

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