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スポーツ リオ五輪2冠の体操・内村航平 プロ転向で「僕がやりたいこと」

2016年11月20日号

 リオ五輪で個人総合と団体総合の2冠に輝いた男子体操界の「キング」、内村航平(27)=コナミスポーツ=がプロ転向を目指していることが明らかになった。11月中旬の全日本団体選手権後にコナミスポーツを退社し、日本体操界初のプロ選手として活動を始める。東京五輪に向けて練習を積む一方、体操の普及活動や若手の育成にも力を入れる方針だ。
 体操競技のような、いわゆる「アマスポーツ」と呼ばれるスポーツ選手は、企業に就職して給与をもらいながら競技する。プロ野球やプロサッカー、プロゴルフなどに比べると観客も年俸・賞金も少ないため、企業に所属しなければ生活ができないからだ。世界の第一人者である内村にしても給料、賞金、テレビ出演料などを合わせて年間2000万円ほどと推定される。
 内村は以前から「体操はまだまだメジャーなスポーツではない」と、体操界の人気アップを考えてきた。実際、五輪や世界選手権などの時は大きく報道されるが、それ以外ではあまり注目されない。世界でトップを争う実力がある数少ない競技だけに、今の状況に危機感を抱いていた。
 プロ転向により、大企業のスポンサーが殺到するのは間違いない。選手としての実績に加え、リオ五輪の団体総合で見せたリーダーシップ、他国のライバルからも尊敬される人望、家族思いの発言などお茶の間の好感度も高く、高額契約のCM出演も増えそうだ。プロになるからこそ、これまで所属先に遠慮していた普及活動にも時間を割ける。
 以前にプロ転向した競泳の北島康介は「日本コカ・コーラ」だけでも年間1億円以上の契約だったという。内村も同程度の契約内容が期待され、4年後に東京五輪が控えているだけに、複数スポンサーから数億円を集めるのは確実だ。マネジメント会社もほぼ決まった。ぜひ、競技者と普及活動を両立してもらいたい。
(水木圭)

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