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GPシリーズ初戦圧勝の「新星」 フィギュア宇野昌磨の完璧演技

2016年11月13日号

フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ(10月23日最終日)でシニア2季目の宇野昌磨(18)が圧勝、世界のトップクラスに名乗りを上げた。4月に世界で初めて成功させてギネス記録の認定を受けた4回転フリップをショートプログラム(SP)、フリーとも成功させ、2位のブラウン(米国)に大差をつける自己ベストの合計279・34(SP89・15、フリー190・19)で優勝した。
 SPトップで臨んだ最終日のフリー。タンゴのリズムに乗って躍動感あふれるジャンプとステップに、会場が一体となり拍手がわき起こった。
「何も考えずに、最初から思い切って120%を出そう」と考えたのは、直前の6分間練習で4回転フリップを一度も決められなかったからだ。だが、無心で跳んだ冒頭の大技は高さもある完成度の高いものだった。続く4回転トーループ、後半の4回転トーループと、自身初めてとなる3度の4回転ジャンプを見事に決めた。
 終盤に予定していた3連続ジャンプの最初のトリプルアクセルで転倒し、続く2ジャンプを跳べなかったことを悔やんだが、それ以外はほぼ完璧な演技だった。昨季は世界選手権で7位に沈み、悔し涙を流した。課題だった持久力を、オフの走り込みで強化した。「昨季は優勝なんて考えられなかったが、今季は実力を出し切れば優勝争いができるようになったと思う。成長をあらためて実感できた」と自信を見せる。
 今、男子フィギュア界では、違う種類の4回転ジャンプを複数回取り入れて勝負する時代になっている。宇野は2強とされる羽生結弦とフェルナンデス(スペイン)の名前を挙げ、当面の目標とした。GPファイナル出場がかかる次戦ロシア杯(11月4日開幕)では、世界選手権2連覇のフェルナンデスと対決する。どのような戦いを見せるか、楽しみだ。
(水木圭)

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