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ジャニーズ帝国の掟破り「SMAP解散」の核心

2016年9月 4日号

SMAPやっぱり解散 テレビ、スポーツ紙ではわからない核心の舞台裏 「ジャニーズ帝国」の掟破り

 ◇キムタクvs.4人 ジャニー社長でも埋められない深すぎる溝

 事態は急転直下した。「国民的アイドルグループ」のSMAPが年内での解散を発表した。今年1月の解散騒動を乗り越え、再スタートを切ったはずなのに、なぜなのか? 解散劇の舞台裏をのぞくと、アイドル(偶像)とは名ばかりの"人間臭いドラマ"があった。

「SMAP解散の理由を一言で言ってしまえば、木村拓哉とほかの4人のメンバーの確執です」(SMAPが所属するジャニーズ事務所の内情を知る音楽関係者)
「キムタク」こと木村拓哉(43)と中居正広(44)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)の対立は、今年1月の解散騒動の際にも伝えられたが、その後も関係は修復されなかった。
「木村と他の4人は、自分たちの信じる"正義"が違う。それだけに対立の根は深いのです」(同)
 どういうことか。
「木村の場合、ジャニーズの経営面を取り仕切るメリー喜多川副社長の寵愛(ちようあい)を早くから受けた上、2000年には工藤静香との結婚を許してもらったこともあって、『会社に従うことが正しい』と信じ切っています。メリー氏の長女で、嵐などを育てた藤島ジュリー景子副社長との関係も良い。一方、他の4人はメリー氏、ジュリー氏との関係が薄く、今も1月に退社した元チーフマネジャーの飯島三智氏に恩義を感じているのです」(同)
 木村を除く4人は、1月の時点で飯島氏と一緒にジャニーズから独立しようと考えていた。飯島氏はメリー氏、ジュリー氏との関係が悪化したため、会社にとどまることができなくなっていたとされる。だが、独立は失敗。その最大の理由は木村にあったといわれる。「ジャニーズ残留」を主張して譲らなかったからだ。
「この時点での木村は、分裂も解散もやむなしと考えていた」(同)
 他の4人からすると、木村は仲間より会社を選んだ"裏切り者"ということに。このため1月以降、"木村vs.4人"という構図がずっと続いているのである。
 その構図は解散決定のプロセスでも鮮明に表れた。解散が決まったのは8月10日だったが、木村は"蚊帳の外"だった。
 同日、木村を除く4人がジャニー喜多川社長(84)に面会を求め、「解散させてほしい」と訴えたため、解散が決定。4人は木村の意向を聞かなかった。
「木村は9日から妻の静香とハワイへバカンスに行っていた。それは4人も知っていて、あえて木村不在の場で解散を決めたのです」(スポーツ紙芸能担当記者)

 ◇"木村不在"の場で覆った「休業案」

 一方、ジャニー氏は活動継続を強く望んでいた。
「ジャニー氏はSMAPへの思い入れが強いですから。グループ名を付けたのはもちろん、すべての楽曲を自分で選んでいた」(SMAPが所属するレコード会社・ビクターエンタテインメント関係者)
 ジャニー氏は5月、「解散はあり得ない」と断言している。メンバーの同意は得ていなかったが、過去にジャニー氏の意向に背いた所属タレントは皆無に等しいため、「自分の意を酌んでくれる」と考えたらしい。「ジャニーズ帝国」の総帥であるジャニー氏の"天の声"によって、「解散はない」という空気が音楽、放送業界に広がった。ところが実情は違ったのである。
「ジャニー氏はメンバーたちと面談し、25周年ツアーなど、さまざまなグループとしての活動を持ち掛けました。ところが、木村を除く4人は一切を拒んだ」(前出・音楽関係者)
 この音楽関係者によると、やがては香取から「もう(SMAPは)やりたくない」という発言まで飛び出したという。このため、

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