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1回TKOプロ転向「11連勝」 村田諒太それでも遠い"頂点"

2016年8月28日号

 ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBC世界ミドル級4位の村田諒太(30)=帝拳=が7月23日、ボクシングの「聖地」米ラスベガスMGMグランド・ガーデンアリーナに登場、豪快な1回TKO勝ちで世界にアピールした。
 プロデビューから3年、11連勝(8KO)を記録して世界挑戦に期待がかかるが、層が厚いミドル級の中で世界戦はいつ実現するのか。
 今回の相手は、元WBC米大陸同級王者のジョージ・タドニッパ(37)=米国。初回に強烈な左ボディーでダウンを奪い、さらに連打を浴びせてわずか112秒でTKO勝ちを収めた。
「アピールはできたかな。世界に向けて"8合目"までは来たと思う」と村田。契約する米トップランク社のボブ・アラムCEOも「いい勝ち方だった。観客の印象もよかったと思う」と、パフォーマンスを評価した。
 これで今年に入って3戦連続KO勝ち。村田の世界ランキングはWBOとIBFが3位、WBCが4位、WBAが9位。いつ世界に挑戦してもおかしくないランクにつけている。公認団体が4団体に増えてから世界戦が増えたが、人気があるミドル級は選手層が厚いことに加え、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がWBA、WBC、IBFの3団体統一王者となっていることで、世界挑戦へのチャンスが少なくなっている。
 ビッグネームの興行が優先されることもあり、村田の世界挑戦は難しい状況にある。
 注目されているのは、前WBC王者サウル・アレバレス(メキシコ)とWBO王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)のどちらがゴロフキンと対戦するか、その前に両者が対戦するか......である。
 対戦交渉が不調だった場合のサンダースに村田陣営は狙いを定めているが、それでも来年以降のこと。ビッグ3でも世界挑戦が最短だったのはゴロフキンの19戦目。じっくり力をつけてからでも遅くはない。
(水木圭)

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