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Jリーグレベルアップに期待大 10年2100億円の"仰天"契約

2016年8月 7日号

 破格の超大型契約にびっくりだ。
 Jリーグは7月20日、英国の動画配信大手「パフォームグループ」と10年総額2100億円で2017年からの放映権契約を結んだと発表した。Jリーグの昨年度の年間収入は約133億円で、そのうち放映権収入は50億円ほど。1年単位でも4倍以上の210億円となり、日本のスポーツ放映権料で最高額となる。
 村井満チェアマンが「日本のスポーツ界で今までにない期間と金額の画期的な契約内容」と胸を張るのも分かる。この収入増はJリーグに多くのメリットをもたらす。
 まだ用途は決まっていないが、各クラブに分配する放映権料の金額が増えることは確実だ。J1勢に手厚くなると思われるが、分配金が増えることで経営不振から抜け出し、設備や戦力強化に回せるクラブは多いはず。結果的に集客力やレベル向上につながる。
 Jリーグもレベルアップしていて優勝争いは激しくなっているが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では不振続きだ。主力選手に育つと海外に移籍してしまう影響もある。日本代表のレベルアップにはつながるかもしれないが、各クラブにとっては痛手だ。底上げや戦力補強のために、思い切ってリーグ戦の賞金を大幅に増やすことも一つの手だ。海外からスター選手や名指揮官を獲得することもできるようになるだろう。
 契約はともかく、事業として懸念されるのは、視聴スタイルがテレビ中継からインターネット配信に一変すること。村井チェアマンは「いつでもどこでも見ることができる。サッカーがお茶の間から街に出て行く」と利便性を強調したが、大画面に慣れたファンに受け入れられるだろうか。若者はそうでもないだろうが、スマホでピッチ全体を見るのは高齢者にはつらい。
 成算があるからこの契約が成り立ったのだが、カギはまだ発表されていない視聴料金次第か。
(水木圭)

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