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33年ぶり「大学日本代表」入り 東大・宮台のカギはスタミナ

2016年7月10日号

「赤門エース」が大学日本代表入り。
 全日本大学野球連盟は6月19日、日米大学野球選手権(7月12~17日・神宮ほか)の日本代表に、東大のエース左腕、宮台康平投手(3年)ら24人を選出した。東大からは1983年に初選出された大越健介投手以来、33年ぶり。実力と話題性を兼ね備えた投手に注目が集まるのは必至だ。
 代表を率いる横井人輝監督(東海大)は「宮台は球速もあるし、貴重な左腕。米国相手に先発として十分、ゲームをつくっていける」と、先発候補として高く評価している。宮台は「選んでいただいて光栄。大学日本代表の名に恥じないプレーをしたいと思う」と謙虚だが、レベルの高い東京六大学での活躍は実力があってこそのものだ。
 小学3年から野球を始め、神奈川県屈指の進学校・湘南で3年春に強豪校がそろう神奈川県大会で8強入り。難関の東大文科1類に現役合格した「文武両道」を地で行く存在だ。高校時代は130キロ台前半だった速球も、大学入学後に体重が10キロ以上増え、体ができてくるにつれて球速が伸びてきた。
 脚光を浴びるようになったのは、昨年秋季リーグ法大戦で初白星を挙げてから。
 今春のリーグ戦では立大戦で5安打完封勝利、法大戦で1失点完投勝利と2勝4敗、防御率2・05。敗戦でも早大戦と明大戦はともに0―1のサヨナラ負けだから、打線や守備に難がある東大の投手でなかったら、もっといい成績だったに違いない。自己最速の146キロをマークし、早大戦では13三振を奪う力投で、見ていたスカウトを驚かせた。
 弱点は連投が利かないスタミナ不足。春季リーグでは、勝ち点がかかった試合に登板できずに悔しい思いをした。体重移動などフォームはいいだけに、体力面を強化すればもっと伸びるはずだ。今秋のドラフト上位候補が並ぶ投手陣の中で、どんな投球を見せるか興味深い。
(水木圭)

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