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分かれる審判の判断に"不満"噴出 チームに明暗「コリジョンルール」

2016年7月 3日号

 プロ野球で今季から採用された「コリジョン(衝突)ルール」で判定への不満が続出し、新ルール適用の基準を巡って波紋が広がっている。
 そもそもは本塁での危険な衝突プレーを防止して走者や捕手を大けがから守る目的だが、適用基準が曖昧なまま運用されているため、審判によって判定が違ってくる。直接、得点につながるプレーだけに、試合展開に与える影響が大きく、早くもルール改正の必要性を訴える声が出ている。
 6月14日のセ・パ交流戦では広島が新ルールによって判定が覆り、西武にサヨナラ勝ちした。同点で迎えた九回裏、広島が2死一、二塁から赤松の中前打で二塁走者の菊池が一気にホームへ。送球が三塁方向にそれたが、上本捕手がうまくさばいてタッチアウト。チャンスが消えたかと思われた瞬間、広島の緒方監督がベンチを飛び出して「コリジョン、コリジョン!」と木内球審に抗議した。
 審判団による10分間のビデオ検証の結果、杉永責任審判が「上本捕手が走路上に立って送球を受けた」とコリジョンルールの適用を宣言。判定を覆して広島のサヨナラ勝ちが決まった。西武の田辺監督は「送球がそれて走路に入らないと捕れない場合でも、走路に入るなということか」と怒り、西武は翌15日、日本野球機構(NPB)に判定基準の説明を文書で求める質問書を提出した。
 15日のヤクルト─ソフトバンク戦でも同様のクロスプレーで、アウトと判定されたヤクルトの真中監督が「鶴岡捕手が立っていたのは走路の上」と猛抗議したが、ビデオ検証でも覆らず。西本責任審判は「立ち位置は走路上だったが、明らかにアウトのタイミングであることを考え、判定通り」とした。広島─西武戦の適用基準とは違う。
 本来の目的から言えば、「捕手はベースの一角を空けておく。走者は危険なアタックはしない」という単純なルールでいいと思うが。
(水木圭)

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