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「床」と「跳馬」の絶対的エース 19歳「ひねり王子」リオ五輪へ

2016年6月26日号

「ひねり王子」が初の五輪切符を手に入れた。
 体操のリオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた全日本種目別選手権決勝が6月5日に行われ、男子は床運動で16・650点の高得点を出して首位となった19歳の白井健三(日体大)が初の五輪代表に選ばれた。
 代表に内定していた内村航平(27)、加藤凌平(22)に加え田中佑典(26)、山室光史(27)=いずれもコナミスポーツ=の代表5人がそろい、内村は「世界で一番強いチーム」と期待する。
 白井が「力まず気持ちよく演技ができた」と自画自賛するように、床運動の演技は圧巻だった。信じられないほど宙返りとひねりを加えた大技をミスなく連続すると、締めは自身の名が付いた「シライ(後方伸身宙返り4回ひねり)」の着地を決めてガッツポーズ。今季自己最高のスコアで代表入りを決めた。
 同じく得意にしている跳馬では、成功すれば世界初となる新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」に挑戦したが、半回転足りずに着地が乱れてしまった。それでもリオ五輪の団体と種目別で床運動と跳馬のエースであることは間違いない。17歳で初出場した2013年世界選手権の床運動で日本史上最年少の優勝を果たし、15年にも2度目の金メダルに輝いた逸材は順調に成長している。
 内村も19歳で北京五輪(08年)の初代表に選出されたが、「このメンバーで健三だけ五輪経験がないが、何も問題はない。僕は日本初代表が北京五輪だったが、健三は世界選手権を3回経験している。思うような演技ができるはず」と信頼する。白井も「(メンバー中)ただ一人の学生なので、声を出して動いて、チームのムードメーカーになりたい」と若さをアピールする。
 最大の武器は、内村が「見ていて気持ちが悪くなる」というほどの連続ひねり技。といっても、くれぐれもリオ五輪本番まで足首はひねらないでほしいものだ。
(水木圭)

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