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混戦セはし烈な星の取り合いに 「交流戦」がプロ野球を熱くする

2016年6月19日号

5月31日からセ・パ交流戦が始まった。
 これまでもペナントレースの行方に大きな影響を与えてきた交流戦だが、特に今季は1日ごとに順位がくるくる変わる混戦状態のセ・リーグの戦いぶりが注目される。交流戦前、首位広島から最下位ヤクルトまでのゲーム差は、わずかに5・5。ここで取り残されると、今後、苦しい戦いを強いられることになる。
 昨季はパが61勝44敗3分けとセを圧倒し、交流戦の5位までをパが占めた。セのトップを走っていたDeNAが引き分けを挟んで10連敗するなど3勝14敗1分けと失速し、リーグ戦最下位転落の原因となった。巨人も大きく負け越して貯金を吐き出したため、7月3日にはセ全球団が負け越しを記録するという史上初の珍事も起こった。
 2005年から始まった交流戦で、セが勝ち越したのは09年だけ。「パ優位」が定着したが、今季はセにもチャンスがありそう。31~6月2日のカード3連戦は9勝9敗の五分だった。巨人がオリックスに3連勝したほかは勝ち星を分け合っている。
 交流戦直前に10年ぶりの7連敗を喫するなど不振だった巨人は、内海、大竹が復活したのが大きい。広島は14年に最下位となった交流戦だけで巨人に7ゲーム差をつけられ、苦手としている。投手陣はいまひとつだが、12球団トップのチーム打率と得点を誇る強力打線に期待できる。
 DeNAも今永、井納、石田ら先発陣が安定しており、昨季のような大失速はなさそうだ。セの奮闘の原動力となりそうなのが、大混戦となっているリーグ戦の争い。2位だったDeNAが1日の西武戦に敗れると、一気に5位まで転落するし烈な戦い。各チームとも、ずるずると引き離されないように必死だ。
 パはソフトバンクが独走しているだけに、セの各チームはパ下位のチーム相手に取りこぼさないようにすることがカギとなる。
(水木圭)

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