スポーツ・芸能詳細

News Navi
loading...

マ軍監督も悩む「特別な存在」 イチロー固め打ちで記録目前

2016年6月12日号

これほど起用法に悩まされる選手はいない。大リーグ・マーリンズのイチロー外野手(42)である。
 今季、移籍した時点では外野手3人は固定しており、あくまでも「第4の外野手」との位置付けだった。
 4月は先発と代打起用を繰り返し、5月に入ると20日までに出場した14試合で12試合が代打起用と、ほとんどの試合で先発を外れていた。それが21日に先発起用されて以降、3試合で計10安打の大活躍を見せ、周囲を驚かせた。
 この先発起用も偶然がもたらしたものだった。
 レギュラーのイエリチ外野手が試合前練習で腰の不調を訴え、急きょ出番が回ってきた。1番・レフトで先発すると4打数4安打1四球の大暴れ。連敗を3で止める立役者となり、同じナ・リーグ東地区で首位に立っているナショナルズを3─2で下す、大きな勝利に貢献した。
 翌22日は4打数2安打、23日は5打数4安打。3試合で10安打の固め打ちで、打率を4割1分7厘まで引き上げた。
 それまでも、打撃が不振だったというわけではない。調整が難しい代打中心の状況下で、3割1分9厘という打率を残していた。主軸のイエリチを上回る活躍で、このままレギュラーの座を奪い取るかに見えた。
 ところが、続く2試合は5打数ノーヒットに終わり、26日は出番を与えられなかった。この時点でメジャー通算3000安打まで残り40本、ピート・ローズの最多安打記録まで、日米通算であと18本と迫っている。マッティングリー監督は「イチローは特別な存在だ」と話しながらも、起用法には悩みそうだ。主力外野手の3人はいずれも20代と若く、体力もある。
 イエリチの復帰も近く、26日にも内野手のディートリッチをレフトで使ってまでイチローを休ませた。地区4位ながら首位から3・5ゲーム差に付けている。首位争いも絡み、全ては指揮官の考え次第だ。
(水木圭)

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    田中麗奈 女優

    2018年5月20日号

    阿木燿子の艶もたけなわ/202   清涼飲料水のCMで初代イメージキャラクターを務め...

コラム