スポーツ・芸能詳細

News Navi
loading...

「メジャー初制覇」へ大きく前進 「松山英樹」粘り強さ見せた7位

2016年5月 1日号

 悲願のメジャー初制覇はならなかった。
 米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで行われた男子メジャー第1戦マスターズで、4月10日の最終日に2打差3位でスタートした松山英樹(24)=LEXUS=は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算イーブンパーの7位だった。
 日本男子初のメジャー制覇に期待がかかる好位置でスタートしたが、緊張からかショット、パットが安定せずに前半の4、5、6番をボギー、ボギー、ダブルボギー。これが響いてハーフターンで通算2オーバー、首位から8打差に後退した。ずるずる崩れてもおかしくない展開だったが、ここから踏ん張ったのが成長の証しだ。転機になりそうだったのが、10番のバーディーで1オーバーに戻した後の13番パー5だった。
 2打目をピン横2メートルにピタリと付けた。前半通算7アンダーまで伸ばして独走態勢だったジョーダン・スピース(22)=米国=が後半に入って10、11番連続ボギーの後、12番パー3で2度の池ポチャでまさかの「7」を叩(たた)き、通算1アンダーまで落としていた。最終組だったスピースの異変を、1組前で回っていた松山は聞こえた観客の悲鳴で分かっていた。
 これを入れれば優勝争いに復帰できるという2メートルのイーグルパットを外し、14番2・5メートル、15番2メートルのバーディーチャンスもモノにできなかった。
 松山は「前半を終わってもまだチャンスがあると思っていたが、12番からのバーディー、イーグルが取れそうなパットを全部外してしまった」と悔しがった。
 だが、これだけショット、パットが不調でも7位に入ったところが松山の粘り強さ。プレッシャーと緊張の中で、堂々とプレーする姿には貫禄さえ感じた。貴重な経験を積みながら、また一歩、メジャー制覇に近づいたと言えるだろう。
(水木圭)

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

コラム