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 リオ五輪決定で「止まらない涙」 競泳「スーパー15歳」池江璃花子

2016年4月24日号

「スーパー15歳」がリオデジャネイロ五輪出場を決め、感極まって泣きじゃくった。
 競泳のリオ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第2日の4月5日、今春に高校生になったばかりの池江璃花子(りかこ)=ルネサンス亀戸=が女子100メートルバタフライ決勝で派遣標準記録(57秒77)を上回る57秒71で初優勝、初の五輪代表に決まった。
 トップでゴールしても不安そうだった表情が、派遣標準記録突破を知らせるアナウンスで一気にプレッシャーから解き放たれた。プールの中であふれ出た涙は、優勝インタビューでも止まらなかった。
「もう、とにかく......」と口を開くと絶句。両手で顔を覆って、「うぇ~ん」と子どものように泣きだした。嗚咽(おえつ)を漏らしながら、「派遣標準を切ることだけをずっと目標にしてきたので......」と、やっとの思いで絞り出した。
 昨年の世界選手権に中学生として14年ぶりに出場。その後、100メートルバタフライと50メートル、100メートル自由形で日本新記録を出した。
 昨年から始まった快進撃には理由がある。身長は中学入学時より15センチ伸びて170センチ。両手を広げたリーチは184センチに達し、ダイナミックに水をつかんでストロークを少なくできる。下半身を強化し、ストローク距離を伸ばしたことが記録につながってきた。
 運動能力を伸ばすために、母の美由紀さん(50)が幼少時から雲梯(うんてい)をやらせたことも要因に挙げられる。子どものころから腕を肩の根元から使い、可動域を広げたことがダイナミックなフォームを生み出すのを可能にした。800メートルリレーの代表にも決まり、「東京五輪のメダル候補」から「リオ五輪のメダル候補」に格上げされた。
 今大会では女子の若返りが目立ち、200メートル個人メドレーで15歳の今井月(るな)、200メートルバタフライで16歳の長谷川涼香らが代表入りした。
 若い力の躍動が楽しみだ。
(水木圭)

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