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福山雅治の新作効果に期待!? 「銭形平次」作者の胡堂記念館

2015年4月26日号

 これも地方創生の、ささやかな追い風!?―。
 日本人なら誰もが知る時代劇「銭形平次」。その主題歌から始まる福山雅治の最新弾き語りカバーアルバム「魂リク」(ユニバーサルミュージック)がリリースされた。
 当代屈指のスーパースターの新作に密(ひそ)かな期待を膨らませるのが、小説『銭形平次捕物控』の作者、野村胡堂の出身地・岩手県紫波(しわ)町にある「野村胡堂・あらえびす記念館」。野村晴一館長は「福山さんの人気にあやかって、記念館の存在を一人でも多くの人に知ってもらえれば」と話す。
 野村胡堂は1882(明治15)年、紫波町生まれ。平次の小説は1931(昭和6)年以来、27年間で383編が発表された。映画やテレビでは長谷川一夫、大川橋蔵、風間杜夫、北大路欣也らスター俳優が「平次」を演じ、舟木一夫の主題歌もヒットした。
 国内有数のレコード収集家だった胡堂は、「あらえびす」(奥州の荒夷の意)のペンネームを使った音楽評論でも知られ、文学界から経済界まで幅広い人脈があった。63年の没後、町は胡堂の遺徳を偲(しの)び、生家を望む丘の上に記念館を95年に開館。胡堂の収集したレコード、書籍、書画などを展示している。野村館長は胡堂の弟の孫にあたる。
 福山は今年3月末まで15年間、ニッポン放送の「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル"魂のラジオ"」でパーソナリティーを務めた。リクエストに応じ、ギター弾き語りを披露した「魂のリクエスト」は人気コーナーで、新作はここで披露した中島みゆき、さだまさし、辻仁成らの名曲13曲を集め、「銭形平次」はオープニングナンバーに使われている。
「私は高齢ゆえ、失礼ながら福山さんを存じ上げなかった。しかし今回の歌で、銭形平次の温かい人間味をよく表現していただいており、大変ありがたい」(野村館長)
 地方創生を謳(うた)う政治家の言より、半世紀前の名曲の方がまだ当てになる?
(山崎博史)

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