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眞子さまを孤立させる宮内庁の面従腹背 女性皇族の真実

2021年3月 7日号

▼小室圭さんとの結婚へのサポート見えず

▼池田厚子さん、黒田清子さんら元皇族7人の今

▼女性皇族全員が嫁ぐ未来予想図

 秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(29)と、小室圭さん(29)の結婚の行方が注目されている。しかし、この問題に対して皇室を支えるはずの宮内庁の動きは見えにくい。その裏には、結婚後に皇籍を離れる女性皇族への関与の度合いをつかみかねる〝事情〟もあるようだ。

 その発言は大きな驚きを持って受け止められた。

 宮内庁の西村泰彦長官が昨年12月の記者会見で、眞子さまと小室圭さんの結婚に対する批判報道について「きっちり説明していくことで、批判にも応えていけるのではないか。説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」と述べたことだ。

 一連の経緯を振り返る。

 眞子さまと小室さんの婚約は2017年9月に内定し、18年11月に挙式を予定していた。しかし、小室さんの母と元婚約者の金銭トラブルが報じられ、18年2月に宮内庁が結婚の延期を発表した。小室さんは同年8月から3年間の予定で、米ニューヨークのロースクールに留学中だ。

 眞子さまは昨年11月13日、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、結婚への意思が変わらないことを強調した。

 そして、秋篠宮さまは11月30日の誕生日会見で「親としては尊重すべきものだと考えている。結婚を認めるということだ」と述べた。「決して多くの人が納得し喜んでくれる状況ではないと思っている」とも話した。

 西村長官の発言は、この後に飛び出した。

 しかし、皇室関係者は「長官の発言には戸惑いを覚えた。一般人である小室さんに対して、説明責任を果たすべき、とまで言う権限があるのだろうか。小室家をめぐる金銭トラブルにしても、宮内庁として事前に把握できていれば対応の仕方も違っていたはず」と話す。

 宮内庁の組織については、ホームページで「内閣総理大臣の管理の下にあって、皇室関係の国家事務のほか、日本国憲法第7条に掲げる天皇の行う国事行為のうち外国の大使・公使を接受することと儀式を行うことに係る事務を行い、御璽(ぎょじ)・国璽(こくじ)を保管しています」とある。

 皇室・皇族の方々を支えるとともに、その活動を広く国民に伝えるのも宮内庁に求められる役割だ。西村長官は小室さんの代理人弁護士と面会し、「認識を共有している」といい、一定の橋渡し役を務めていることも事実だろう。

 しかし、宮内庁は十分に役割を果たしていると言えるのだろうか。特に、現行制度では結婚後に皇籍を離れる女性皇族の活動ぶりは伝わってこないのが実情だ。今回の眞子さまの結婚問題をはじめ、皇室を積極的に支え、開かれた皇室として情報を伝えていくのではなく、言わば面従腹背の姿勢が、眞子さまを孤立させ、皇室に対する国民の関心の低下につながらないだろうかと危惧してしまう。

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