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秋解散総選挙全予測 菅政権が圧勝できないカラクリ

2020年10月11日号

首相就任2日目に面会した選挙プランナー・三浦博史が徹底解析

与野党とも「ご祝儀」は幻想

 菅政権が発足して9月末で2週間となる。注目されるのは菅氏が、衆院解散という〝伝家の宝刀〟をいつ抜くかだ。そして、秋から年内に総選挙が行われた場合、結果はどうなるのか。就任2日目の新宰相と朝食をともにした〝選挙のプロ〟が徹底解析する。

 新内閣が発足した翌日の9月17日朝、キャピトルホテル東急のダイニング「ORIGAMI」で菅義偉氏と向き合ったのは、本誌で選挙予測をしている選挙プランナーの三浦博史氏だ。

 衆院の任期満了を来年10月に控え、首相がいつ解散・総選挙に打って出るかが、政界の最大の焦点だ。しかも、選挙プランナーの先駆け的な存在の三浦氏との会食に、永田町では「早期解散もあるのでは」との臆測が飛び交った。

 その三浦氏に菅氏との会話の内容を聞いた。

「雑談ですよ。隠すような話はしていません。ただ、ひと仕事される覚悟は十分伝わってきました」

 三浦氏は解散の時期について、早くて11月の解散で年内総選挙も、1月の通常国会冒頭解散も、来夏に延期された東京五輪後の解散の可能性も、いずれも「五分五分」と話す。要は、いつあってもおかしくないということだろう。

 次期衆院選の議席予測に入ろう。

 毎日新聞が9月17日に実施した世論調査では、菅内閣の支持率は64%だった。調査方法は異なるが、安倍晋三氏が首相に返り咲いた2012年12月の第2次内閣発足時の52%を大幅に上回る。他の報道各社の世論調査でも菅内閣の支持率は、60~70%台をマークしている。

三浦氏は各党の獲得議席をどう予測するか。

 自民党は11減の273議席だ。意外にも、菅内閣への高支持率を背景に党内で期待された議席増どころか、マイナスだ。とはいえ、233議席の単独過半数はもちろん、各常任委員会で委員長ポストを独占したうえに委員の過半数を握る絶対安定多数(261議席)もクリアする。

 ただ、マイナス幅に一つのポイントがある。安倍首相の退陣表明(8月28日)以前の本誌8月16・23日合併号(8月4日発売)で、三浦氏は自民22減を予測していた。安倍氏の辞任と菅首相の誕生で、自民は11議席分を〝挽回〟した計算になる。

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