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日本企業の「信用力」なぜ崩壊したのか!神戸製鋼、日産、タカタ、東芝...

2017年12月10日号

日本企業の「信用力」なぜ崩壊したのか!

神戸製鋼、日産、タカタ、東芝...

▼神鋼の偽装がトドメか。海外メディアはこう報じた

▼不正を認めたがらない経営者が会社を崩壊させる
▼諸悪の根源は老害? 顧問・相談役が実権を握り続ける"不思議な国"

 著名な日本企業の経営トップが深々と頭を下げる事態が繰り返されている。製品の検査過程などに不正があり、企業によってはそれが30年以上続いていたからだ。かつては定評のあった日本企業の「信用力」が崩壊した。なぜ、こうなったのか。

「日産、神戸製鋼、SUBARU(スバル)といった個別の事案が生じている中で、新たな不正事案が判明したことは極めて遺憾だ」
 世耕弘成経済産業相が11月24日の記者会見で言及したのは、三菱マテリアルの子会社で発覚した不正だ。同社の発表によれば、完全子会社の三菱電線工業と三菱伸銅が、検査記録データを書き換えるなどして顧客の規格値か社内仕様値を逸脱した「不適合品」を出荷していた。さらに発行済み株式の90%を保有する三菱アルミニウムでも、同様の不正が起きていたという。
 三菱電線は今年2月、社内調査で不適合品の存在を把握したが、10月まで出荷を止めなかった。同社の村田博昭社長は「全容を把握する調査に時間がかかったため」と、11月24日の記者会見で釈明。問題の製品は約2・7億個、出荷先は229社にも上り、自動車や航空機のゴム製パッキンなどに使用されたという。
 10月以降に発覚した大手企業による製品検査不正は実に4社目だ。それらを含め、2015年以降の著名企業による不正を18ページの表にまとめた。会計不正の東芝を除き、製品や工事の内容を偽装して顧客を欺いていた。
 日本企業の相次ぐ不正の発覚に海外メディアも大きな関心を示している。米紙『ニューヨーク・タイムズ』10月10日付電子版は、「神戸製鋼がデータ改ざん 日本の評価にさらなる打撃」と題し、次のような記事を掲載した。

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