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バブルのシンボル「お立ち台」も 京都「マハラジャ祇園」復活の宴

2017年10月15日号

バブル期、まばゆい照明と大音量の音楽で若者が踊り明かした「マハラジャ祇園」が9月13日、かつてと同じ八坂神社前の祇園会館(京都市東山区)で復活した。
 マハラジャは1980~90年代に全国展開。客が上がって踊れる「お立ち台」(舞台)などで話題を呼んだ。同店は86年にオープン。最盛期は60店ほどあったマハラジャチェーン店の中でも、約300坪の広さや集客力などから"東洋一のディスコ"と呼ばれた。後の「ジュリアナ東京」の原型でもある。しかし、バブル崩壊で客足が遠のき、96年に閉店した。
 同店は2010年の東京・六本木を皮切りに、大阪市の2店舗、名古屋市に次ぐ再開を果たしたが、現在は経営母体はそれぞれ別という。
 初日の9月13日午後8時にオープンすると、待ちわびた大勢のファンらが詰めかけた。さっそくお立ち台で踊った40代の女性は「懐かしい。みんなが元気だった時代を思い出しますよ」と笑顔を見せた。
 外国人客などのため、週末限定で忍者や舞妓(まいこ)のショーも披露する。同店の再オープンの背景にはインバウンド(訪日外国人)効果のほか、バブル期に通っていた世代が子育てを一段落して時間的余裕ができたこともある。
「祇園はここ数年、ホテル不足で地価が急騰するミニバブル状態ですが、夜に安く遊べる場所が少ない。今は80年代ブームといわれ、バブル期を知らない若者もあの時代に憧れている。懐かしがる世代と若者の両方が来てくれるタイミングでオープンできたので、異なる世代で楽しめる場にしたい」(同店広報企画担当の岩田靖史氏)
 店舗面積は旧店舗の半分の150坪ほど。かつてより色調なども落ち着かせた。日~火曜日は団体貸し切りで、一般客は水~土曜日の午後8時から。今度こそ「はじけないバブル」として長続きするか。
(粟野仁雄)

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