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大暴走!金正恩の秘密演説 全文をスッパ抜く

2017年9月24日号

大暴走!金正恩の秘密演説スクープ 全文をスッパ抜く 6回目核実験強行!止まらぬ狂気=鈴木琢磨

  • ▼核とミサイル開発を正当化 あめ玉より銃弾
  • ▼まるで一億総火の玉の精神論
  • ▼初めて明かしたメディア戦略のナゾ

 あたかもゲームのように国際社会を挑発し続ける北朝鮮。「米国とその追従勢力」を恐れない理由はいったい何なのか? なぜ独裁者・金正恩朝鮮労働党委員長はここまで核・ミサイル開発にこだわるのか? その執念がにじむ金正恩の秘密演説を公開する―。(一部敬称略)

 それは米本土へも届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)と、ミサイルの弾頭に搭載できる水爆まで完成させるという決意を込めた金正恩(キム・ジョンウン)、一世一代の大演説だったのだろう。米国との戦争すらいとわない、その覚悟を披歴しているのだ。
 私が入手したのは表紙が緑色の朝鮮労働党出版社が発行した冊子、13ページにわたって生々しい金正恩の発言が記されている。タイトルは「自強力第一主義を具現し、主体的国防工業の威力を固めていかなければならない」。金正恩が党と軍の責任幹部に対して行った演説で、日付は「2016年3月6日」。自強力とは自力更生の意味である。この演説について『労働新聞』など平壌(ピョンヤン)のメディアは一切、報じておらず、当日の金正恩の動静報道もない。その秘密演説が1年以上ものブランクを経て今年4月10日に公開されたのは、このタイミングで広く人民に金正恩の思いを伝える必要に迫られていたからに違いない。
 演説は冒頭から「米国とその追従勢力」への敵意がむきだしである。なにせ翌7日から「斬首作戦」を含む史上最大規模の米韓合同軍事演習を控えていた。年明け早々に初の「水爆」実験を強行し、2月に弾道ミサイルを発射、国連安全保障理事会で制裁決議がなされ、国際社会の圧力も増していた。金正恩はこう言い放つ。
〈敵どもが刃(やいば)を抜けば長剣を振り回し、銃を出せば大砲を出すのが偉大な首領さま(金日成(キム・イルソン))と偉大な将軍さま(金正日(キム・ジョンイル))が敵どもとの対決で終始一貫して堅持してこられた信念であり、意志であり、度胸です〉
 続けて、具体例を挙げる。

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