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加計学園 獣医学部はやっぱりおかしい 建築費水増し疑惑も浮上

2017年9月 3日号

▼税金ジャブジャブで地元・今治市民からは怒りの声も

「補助金のために建築費を水増ししているのではないか」。加計学園が愛媛県今治市で建設を進める獣医学部について、新たな疑惑が持ち上がった。学部設置認可の結論も先送りされ、地元には、怒りと困惑が交錯している。

「加計(かけ)学園の獣医学部の坪単価は約150万円ですが、専門家によれば60万~70万円が妥当だそうで、他校の事例と比べても2倍近い。市の補助金を不当に受給するために水増ししている可能性があります」
 こう指摘するのは、地元の市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏だ。
 今年6月、今治市議会に市が提示した資料によると、獣医学部の施設整備費は148億円。これを延べ床面積3万2528平方メートル(約1万坪)で割ると、坪単価は約150万円になる。ちなみに、研究設備などを含めた総額は192億円とされる。黒川氏が続けて説明する。
「148億円にはグラウンドなどの外構工事費が含まれていて、その額は明らかになっていませんが、十数億円とみられています。これを除いても坪単価は130万円台で、相場よりはるかに高いのです」
 黒川氏によると、今治の獣医学部と同じく国家戦略特区の枠組みで開校した国際医療福祉大医学部(千葉県成田市)の坪単価は88万円。同大成田看護学部(同)は76万円。北里大獣医学部(青森県十和田市)は82万円で、今治が突出して高い印象だ。今治市は、約37億円相当の敷地を学園に無償譲渡したうえ、全整備費の半額にあたる96億円を愛媛県と協調して補助する方針を決定している。
「仮に坪単価を水増ししているなら、補助金詐欺にあたります。市は補助金を出すにあたって、学園の見積もりの妥当性を検討しておらず、市議会もチェック機能を果たしていない。官邸がいくら動いたとしても、市議会がチェックしていれば、こんなことにはならなかったのではないでしょうか」(黒川氏)
 こうした指摘に

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