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火だるま安倍政権 問題百出! ついに断末魔 文科省に続き...稲田防衛相に制服組"反旗"の内幕

2017年8月 6日号

火だるま安倍政権 問題百出! ついに断末魔 文科省に続き...稲田防衛相に制服組"反旗"の内幕

  •  ◇「初めに加計ありき」出来レースを裏付ける証拠はこれだ

 安倍晋三首相出席の閉会中審査が決まった途端、新たに飛び出した2閣僚にまつわる疑惑。いずれも閣僚の「嘘(うそ)」が根幹にあると指摘されている。まさに「弱り目にたたり目」と呼ぶにふさわしい安倍政権。断末魔の叫びが聞こえる。

「陸自にデータが残っていたという認識はない」
 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報を巡り、稲田朋美防衛相が日報の「隠蔽(いんぺい)」に加担したのではないか、という疑惑が7月19日、共同通信などの報道によって明るみに出た。稲田氏は20日、冒頭のように記者団に否定したが、詳細な説明はなく、進退論に発展している。
 経過を振り返っておきたい。ジャーナリストの布施祐仁(ゆうじん)氏が昨年9月、南スーダンの首都ジュバで大規模な武力衝突があった同7月の日報の開示を請求。防衛省は12月2日、不開示とした。不開示理由は「既に廃棄した」からだった。
 ところが、河野太郎・自民党衆院議員らが日報の電子データを探すように要求したところ、「ない」はずのものが出てきたのだ。その一部は今年2月7日、公表された。武力衝突を「戦闘」と表記していることから、停戦合意などを定めたPKO参加5原則に反するとして、稲田氏は野党の攻撃の的となった。
 一連の経緯について、永田町関係者が説明する。
「日報は統合幕僚監部内で保管されており、昨年12月26日に見つかったとされています。再調査は稲田氏の指示でした。実は、1月になって廃棄したはずの陸自内でも複数の隊員が、データをダウンロードして保管していたことが発覚。統幕の『背広組』と呼ばれる防衛官僚が『今さら言えない』と非公表を指示したとされています」
 防衛省関係者によると、日報は現地の状況や日々の活動についての記録。現地部隊によって陸自指揮システムの掲示板にアップロードされたものを上部部隊・中央即応集団(CRF)がダウンロードし、リポートを作成した後、廃棄することになっている。掲示板には、統幕監部からもアクセス可能という。そして、CRFの複数の隊員の手元にダウンロードしたデータが残っていたとみられる。
 問題になっているのは2月15日、防衛省の最高幹部が出席した会議で、データ保管の事実を非公表とする方針を幹部から伝えられた稲田氏が、これを了承したのではないかという疑惑だ。同13日にも、稲田氏は保管の事実について伝えられていたという。そして、非公表方針の決定は、事務方トップの黒江哲郎防衛事務次官が主導したとされている。

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