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都議選惨敗、加計学園問題... 逃げるな!安倍首相 「官邸の夜郎自大」与野党議員が叱る!

2017年7月23日号

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都議選惨敗、加計学園問題... 逃げるな!安倍首相 「官邸の夜郎自大」与野党議員が叱る!

▼官邸への論功で決まる「お役人人事」

▼「博友会」パーティー券入金で"加計"は突出

 一連の疑惑の説明に背を向け続けてきた政権への国民の不信が、東京都議選での自民党惨敗という形で噴出した。安倍晋三首相は反省を口にしたが依然、その姿勢に変化は見られない。党内からも退陣を求める声が上がり始めた。

「私の不徳の致すところで大変厳しい選挙になった。副幹事長の先生方は、各候補者支援の調整をお願いしていたが、その努力が無になった。おわびしたい」
 都議選投開票2日後の7月4日、東京・永田町の自民党本部であった副幹事長会議で、下村博文幹事長代行は力なくうなだれた。永田町関係者が解説する。
「都議選終盤に加計(かけ)学園から下村氏への『闇献金疑惑』が報道され、自民党はさらに窮地に追い込まれました。投票前日の1日、安倍首相はJR秋葉原駅前で応援演説をしましたが、群衆から強烈な『安倍は辞めろ』コールを浴びた。惨敗を象徴する場面でしたね。下村氏は、責任を取って党都連会長の辞任を表明しました」
 重苦しい空気に包まれた同会では、都内選出のメンバー2人が発言を促される場面もあったが、2人は沈黙。秋葉原街宣での野次(やじ)に対し、安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにいかない」と声を荒らげたことを捉え、出席者からこんな自嘲が漏れた。
「『こんな人たちに負けるわけには......』のこんな人たちに負けたんだよ」
 都議選惨敗を受け、安倍首相は次のように語った。
「『安倍政権に緩みがあるのではないか』という厳しい批判があったのだと思う。そのことは、しっかりと真摯(しんし)に受け止めなければならない。反省すべき点は反省しながら、謙虚に丁寧に、しかし、やるべきことはしっかりと前に進めていかなければならない」(3日・報道陣の取材に)
 反省を口にしたが、その後の対応にはやはり首をひねらざるを得ないのである。自民党は、10日に衆参両院で閉会中審査の実施を提案。加計学園問題について、「行政が歪(ゆが)められた」と証言した前川喜平・前文部科学事務次官らを参考人招致することとなった。ところが当日は、先頭に立って疑惑の説明に当たるべき首相が、妻昭恵氏とともに外遊中なのだ。
 自民党関係者は「獣医学部新設の国家戦略特区の手続きは正当に進められたわけだが、『決定した事業者は安倍さんと仲の良い加計学園じゃないか』と言われると、いくら説明しても堂々巡りになる」と首相の立場を慮(おもんぱか)る。

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