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3・20百条委の火花!石原慎太郎元知事vs.都議会の大攻防戦 本誌が掴んだ「20の疑問」

2017年3月26日号

▼「汚染だらけ」なぜ豊洲に決めたか

  • ▼「用地買収」知事決裁ではなかった?

「みんなで決めたこと」。東京都議会の証人喚問を前に、3月3日の会見でこう語った石原慎太郎・元都知事(84)。豊洲市場(江東区)の移転問題を巡る数々の「謎」の解明は、百条委員会に託された。それでは、石原氏が20日の証人喚問で都民に説明すべきポイントは何なのか。

 都議会の豊洲市場移転問題の調査特別委員会(百条委員会)での証人喚問が決まった石原元知事は3月3日に会見したが、真相解明にはほど遠い内容だった。
 石原氏は会見で「都庁全体、議会も含めてみんなで決めた」「部下に任せていた」などと責任逃れの発言を連発するのみならず、「混迷の責任は(移転を決断しない)小池知事にある」と主張。名指しされた小池百合子都知事も「こういう状況をつくってきたことについては、もう少し客観的にご自身も見つめていただきたい」と応戦、いきなり"場外乱闘"に発展した。
 7日になって会見での発言を補足、修正する文書(注1)を公表した石原氏だが、肝心の豊洲移転に関わる「謎」は残されたまま。そこで、本誌が独自に掴(つか)んだ、百条委が解明すべきポイントを以下に挙げる。

(1)なぜ豊洲だったのか

 石原氏は会見で、豊洲移転は「既定路線だったと福永正通副知事に聞いた」「財政再建が第一だった」と説明したものの「詳細は報告がなかった」「議会も承認した」とも述べた。
 当時の市場関係者の証言や残されたメモなどの記録によると、次のような経過が浮かんでくる―。
 築地で再整備工事が進められていた青島幸男都政下の1995年夏ごろ、当時の都庁サイドの幹部が内々に市場関係者を料亭に呼び、移転話を持ちかけるところから始まる。以来、業界は二分されることになり、再整備工事も中断した。
 一方、『東京魚市場卸協同組合(東卸組合)五十年史』によると、同年7月、港湾局が臨

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