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森友学園と政・官「疑惑の闇」

2017年3月19日号

森友学園と政・官「疑惑の闇」一大疑獄の兆し! 「あんな学校イカン!」 "鴻池こんにゃく会見"3つの謎

  •  ◇政治家のツラを銭ではたき、老舗幼稚園を極右化させた理事長夫婦の"実像"

 国有地の大幅値引きの「大義名分」であるごみは、いまだ撤去されていないのだという。学園は「地下に仮置きしただけ」としているが、「臭い物にふた」をしきれなかったのが真相ではないのか。政府が覆い隠そうとする売却疑惑の闇からも「腐臭」が漂ってくる。

「『無礼者』と言うた。『男の面を銭ではたく、政治家の顔を銭ではたくようなのは、教育者と違う。帰れ』って」
 3月1日夜、参院麹町議員宿舎(東京都千代田区)の一室。記者団を前に、自民党参院議員の鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相の弁舌は、いつにも増して滑らかだった。
 大阪府豊中市の国有地売却を巡り、疑惑の目を向けられている学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)。冒頭の鴻池氏の発言は、3年前、学園の籠池泰典(かごいけやすのり)理事長、妻諄子(じゅんこ)氏と面談した時の様子を説明したものだ。
「あらぬ疑いがかけられているのではないかと思い、きちんと話しておかないといかん」(鴻池氏)として、急きょ記者会見に臨んだのだった。鴻池氏が代表を務める自民党支部は、学園から計20万円の献金を受けている。また、鴻池氏は7、8年前に、学園が経営する幼稚園で講演をしたことがあるという。
 鴻池氏によると、2014年4月、「お願いの儀があるので、どうしても会いたい」と参院議員会館にある事務所を訪ねてきた夫妻に、委員会審議を中座して面会。時間は2、3分で、諄子氏が「これでお願いします」と、紙包みを差し出したという。
 包みについて、鴻池氏は「一瞬でカネと分かった」と言うが、すぐに投げ返したため、中身は「カネかこんにゃくか、天ぷらか、かまぼこか、ういろうかは知らん」のだという。
 問題は「お願い」の内容。記者から「国有地取得の件か」と聞かれた鴻池氏の答えは、こうだ。
「きっとそうでしょ。貸してくれとか買うとか安うしてくれとか、そんな話じゃないですかね。僕は嫌いやから、そんな話に耳貸さない。でも、それしかあれへん。オバハン(諄子氏)泣いとったよ」

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