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熱闘対談 日本共産党委員長・志位和夫×自由党共同代表・小沢一郎 今は「世界史」の分岐点

2017年2月19日号

サンデー時評拡大版 倉重篤郎 熱闘対談 日本共産党委員長・志位和夫×自由党共同代表・小沢一郎 今は「世界史」の分岐点

 ◇日本再建の方策あり! 「トランプ追従」の安倍首相は退陣せよ

▼「安保」「憲法」「原発」「経済」...こうすれば野党共闘できる
▼世界規模の格差社会が極右を生み出す
▼米国がIS軍事作戦に自衛隊を出せと言ってきたら...▼共産党の転換は譲歩ではなく踏み出したということ

 野党共闘のキーパーソン2人による2時間に及ぶ白熱の対話! トランプ時代の「世界史の転換点」における安倍1強政治を厳しく批判し、野党共闘による政権交代の可能性を本気で模索する。「サンデー時評」倉重篤郎が迫る。

 安倍晋三政権はトランプリスクにどう対処するのか。米国に対する構造的な従属関係の中で新たな譲歩を迫られるのか。それともこれを機に自立と新たな関係を取り結ぶことができるのか。戦後日本政治は大きな正念場を迎えている。
 その解答を2人の政治家と共に探った。小沢一郎・自由党共同代表と志位和夫・日本共産党委員長である。2人は辛辣(しんらつ)な安倍ウオッチャーであると同時に、安倍首相は退陣せよと主張する野党共闘のキーパーソンである。まずは世界で何が起きているのか。そこから論じてもらった。
志位 欧米で起きている動きの共通点は、多国籍大企業の利益を最優先するグローバル資本主義、新自由主義による格差と貧困が、先進国においても極めて深刻になったということだ。その矛盾が二つの形で噴き出している。米国の大統領選でいえば、一つは、トランプ氏の勝利に象徴される右翼排外主義の台頭だ。もう一つは、サンダース氏の大健闘に象徴される、社会変革をめざす前向きの動きだ。「1%の最富裕層のためではなく99%のための政治」を求める流れだ。欧州でも同様だ。ルペン氏(仏国民戦線党首)に代表される右翼排外主義の動きがある一方で、ギリシャ、ポルトガル、スペインなどで、EU(欧州連合)主導の新自由主義、緊縮政策からの転換を求める前向きな社会変革の動きがある。グローバル資本主義が破綻し、二つの政治的潮流が生まれ、大きな岐路に立っている。
小沢 志位さんの言う通りだ。もう一つあるのは、日本も位置する北東アジアが非常に不安定化している。韓国では(ポスト朴槿恵(パク・クネ)の)大統領選挙が5月ごろにあるというが、次期政権は現政権よりはるかに反日、反米、親北、親中となる公算が大きく、さらにこの地域の不安定要因になる。日本も太平の夢の中に居続けるわけにはいかない。早く野党が結束して、国民の生活と日本の将来を過つことのない政権をつくることが急務だ。

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