政治・社会詳細

イチオシ
loading...

今すぐ実行! 家計貧乏で泣かない おカネの逆転秘策

2017年2月12日号

トランプリスクを乗り越える!今すぐ実行! 家計貧乏で泣かない おカネの逆転秘策

 トランプ米大統領の舌禍、欧州の選挙ラッシュなど国際情勢が私たちの家計を揺さぶる。足もとでは年金カットや電気、ガス代の値上げなど負担増の嵐が押し寄せる。内憂外患だらけだが、憂えるだけでは貧する一方。家計貧乏で泣かないための逆転マネー戦略―。

 ◇異変! トランプリスクで金を売る人急増中

 金(ゴールド)を売る人が急増している。2月某日、貴金属買い取り店のゴールドプラザ銀座本店。町田市から来た女性(44)は、ネックレスと指輪三つの宝飾品を売ったと話してくれた。
「夫に『トランプ政権になってから金の値段が上がっているらしいから売ってこい』と言われたので、義母と私の宝飾品を持ってきました。古いデザインだからタンスの肥やしになっていたんですが、5万円になるなんて......。うれしいわ」
 取材日の同店の金買い取り価格は1グラム4821円。米大統領選前の昨年11月に比べて600円ほど上昇しているという。店には金を売る客が詰めかけ、同店の買い取り総額は前年同期の約3倍。「持ち込まれるのは指輪やネックレス、金杯や金歯まで。バブル期に買ったり、もらったりした宝飾品を持ち込む50代以上が多い」(バイヤー)という。
 田中貴金属グループの広報担当者も「2月に入って金のネックレスや指輪を換金するお客さまが昨年末の2~3倍に増えています」という。なぜ今、金を売りに走る人が増えているのか。ファイナンシャルプランナー(FP)の深野康彦さんはこう話す。
「米国経済がトランプ氏の狙い通りに拡大すれば、ドルの独歩高が起こる。一般的に金価格はドルが上がれば下がる、逆相関性があるため、金の値段が下がる前に売りに走る人が増えているのでしょう」
 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が昨年末、2017年中の3回の利上げを示唆したことも影響しているという。
「利上げは金利上昇を意味しますが、『金は金利を生まず』ともいわれ、金利が高くなると金は価格を下げてしまう」(深野さん)
「有事には金を買え」とも言われるが、「今、売る」のはトクなのか。金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎さんはこう話す。
「いらなくなった宝飾品を換金するのは今でもいいでしょう。ただ、投資目的ならばもう少し値上がりを待ったほうがいい。3月から5月にかけてオランダ総選挙やフランス大統領選など欧州で選挙が目白押しです。仏大統領選に向けて極右政党である国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が支持率を伸ばせば、世界情勢はより不安定化し、金は安定資産として買われ、さらに価格は上向くでしょう」

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    田中麗奈 女優

    2018年5月20日号

    阿木燿子の艶もたけなわ/202   清涼飲料水のCMで初代イメージキャラクターを務め...

コラム