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もしかして"幻の名品"かも!? 査定アプリで「気軽に鑑定団」

2015年4月19日号

 大掃除というと、日本では年末の風物詩の一つ。俳句には冬の季語「煤(すす)払い」がある。しかし欧米では春に行うという。冬の間に暖炉などからの煤で汚れた家をきれいにするため。季節は違えど、「煤」で繋(つな)がっているのが面白い。
 こうした大掃除では時に、長い間埋没していた"お宝"が見つかることがある。地方の旧家などであれば、とんでもない逸品かもしれない。果たして、その価値は......? そんな場面がウケているのが、長寿番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)だ。視聴者が持ち込んだ秘蔵品を専門家が品定め。期待外れや意外な高値など、悲喜こもごものドラマが繰り広げられる。
 番組で鑑定士を務める田中大さんは、京都の老舗古美術商「思文閣」3代目。1964年生まれ、この世界では若手ともいえる。それだけに発想も新しい。なんと、スマートフォンで美術品の査定を依頼できるアプリ=写真=を開発してしまったのだ。意外な新旧のマッチングに驚く。
 対象となるのは、掛け軸、屏風(びようぶ)、額装、工芸品、古文書といった日本の美術品。査定申し込みは、まずこれらのジャンル選択から始まる。次いで依頼品の画像添付。思い立ったら、すぐ撮影できるスマホの特性が生きる。このステップをはじめ、随所に親切なガイドが付いているので、初めてでも迷わず使えるだろう。
 次に、作者名、作品名、寸法などの情報を入力。来歴や入手の経緯なども書き添えておくと評価の参考になるという。データを送信してから数日で、専門スタッフによる査定結果が通知される。
 2012年の配布開始以来、予想を上回る申し込みが寄せられている。スマホ経由ということで、グッとハードルが下がったためだろう。成立した商談も多いという。
"奇跡の高額査定"は、春の大掃除から始まるかも。
(小出和明)

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