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カルチャー 1人前200円ほどと超安いトリュフが東京・銀座で買える

2020年10月25日号

 巷間(こうかん)いわれる世界三大珍味。キャビアは魚卵の塩漬けで、フォアグラはガチョウの肥大したレバー。これらは比較的、味わいが想像しやすい。

 しかしトリュフは一筋縄ではいかない。「キノコの仲間らしい」「豚に探させるらしい」「香りが独特らしい」と、具体的な情報が極端に少なくなる。唯一味わいに関する香りの比喩も「都市ガス」から「媚薬(びやく)」まで、振り幅が広すぎて想像しにくい。つまりは、それだけ表現が難しいということだろう。

「サヴィーニ・タルトゥーフィ」は、そんな神秘の食材を、身近に感じさせてくれる専門店だ。同社はイタリアで約100年にわたってトリュフを商ってきた老舗で、昨年4月、東京・銀座三越地下3階にショップをオープンした。

 扱っているのはフレッシュトリュフをはじめ、トリュフの香る塩、オイル、バルサミコ酢などの調味料や、ペーストやソース、オイル漬けといった加工品の数々。サマートリュフ塩なら30㌘で税込み1566円とお手ごろだ。「興味はあるけど、とても手が出ない」と考えていた食いしん坊には、うれしい入門編になるだろう。オムレツに振りかければ〝魅惑の香りの謎〟に触れられる。

 そして先入観を覆すのが、フレッシュトリュフの値段だ。9月下旬まで扱っていたサマートリュフは、なんと1㌘税込み54円。20㌘だとピンポン玉くらいの大きさで1080円だ。写真のように、リゾットにたっぷり振りかけても、優に5皿分はある。1人前200円ほどとは思えないぜいたくさだ。

 これからは秋トリュフの季節。少し高くなって、例年1㌘70円から110円ほどだという。それにしても射程距離内といえそうだ。入荷が待ち遠しいが、それまでは塩やオイルで味わい方の幅を広げ、フレッシュの登場に備えてみてはいかがだろう。パスタはもちろん、トリュフオイルは関西だしのうどんとも相性抜群だ。

 商品はすべて、公式サイトのオンラインストアでも購入できる。

(小出和明)

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