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カルチャー 麻と新素材を使ってひんやり 着物店が売る夏に最適マスク

2020年8月 9日号

 日本でマスクといえば、純白の布か使い捨てのタイプが圧倒的に多かった。だが、新型コロナウイルスの感染が広がってからは様変わりしている。ファーストリテイリングなどのアパレル大手がひんやりした新素材を生地に使うタイプを発売し、素材やデザインが多様になった。

 東京・中目黒の着物店「KAPUKI」はとりわけユニークなマスク「かぷき夏MASK」(税込み2750円~)を販売している。

 着用するとひんやりと感じ、心地いい肌触りのマスクを目指し、最新技術を駆使した新素材に加えて、浴衣や夏用の襦袢(じゅばん)の生地に含まれる麻を使っているのが特徴だ。

 麻は吸水、吸湿、速乾性に優れ、通気性がよく、いつもシャリッとした肌合いで暑さを感じにくいという特徴がある。いわば天然の冷感素材だ。

 麻以外には、スイスの紡績会社「スポエリー1866」が開発した「アイスコットン」という化学物質ゼロの接触冷感素材を肌に触れる内側に使っている。

 外側には福井県の紡績会社が開発した「バングロ」という生地を使った。竹の繊維と綿からなり、抗菌・脱臭効果に優れ、夏は涼しい特徴がある。また静電気を起こさず、アレルギー因子を引き付けない。麻に似たシャリッとした肌合いと綿の柔らかな風合いがある。

 色合いや柄にもこだわった。モノトーン、昔ながらの和柄、同店ならではの現代的な柄が揃(そろ)う。

 美しいシルエットになるよう工夫したほか、耳にかけるひもは極小サイズのアジャスターを付けて長さを調節できるようになっている。

 5月に第1弾を発売した後、7月18日にはアーティストや着物職人とのコラボレーションによる新作を第2弾として発売した。10代からシニア層まで広く支持され、顧客の男女比は1対2くらい。「軽くてサラッとして、息がしやすい」と、追加注文するファンも多いという。

(小出和明)

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