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カルチャー 食事代を前払いできるアプリ 大好きな店の窮状を支えよう

2020年5月 3日号

 政府が「持続化給付金」をまとめた。新型コロナウイルス感染症の影響により、売り上げが前年同月比50%以上減少している中小企業には最大200万円、個人事業主には同100万円を支給する内容だ。

 政府とは別に、個人が飲食店を応援する方法がある。その一つがベンチャー企業「Gigi(ジジ)」(福岡市中央区)が昨年秋から運用するスマートフォンアプリ「ごちめし」=写真=を使う方法。

 まずは「ごちめし」の仕組みを説明しよう。ユーザーは「ごちめし」に登録した飲食店から好みの店を選んで食事代をクレジットカードで支払い、自分の家族や友人などに〝ごちそう〟する仕組み。ごちそうされる側は6カ月以内に来店して食事をする。食事券のプレゼントを電子化したものと考えれば分かりやすい。食事をプレゼントする相手は、特定の個人だけでなく、例えば「〇〇高校のサッカー部1年生」といった指定もできる。

 新型コロナの感染拡大を受け、同社が提案する飲食店を応援する利用法はこうだ。ユーザーは店を選んで、ごちそうする相手に自分を指定する。食事代を前払いし、事態が落ち着いてから来店すれば、経営難に苦しむ店を応援することになる。同社はその利用法を「さきめし」と呼んでいるという。同社担当者が反響をこう説明する。

「飲食店からは、前もって売り上げが手にできる点はもちろん、ユーザーの添えた応援メッセージが力になるという声がとても多い。一方、ユーザーからも『形のあるサポートができて、心理的に救われる』という言葉をいただいています」

 同社の儲(もう)けはユーザーが支払う食事代の10%に相当する手数料だ。

「百貨店で贈答品を買う時、皆さんはのし紙代や送料を支払うことに疑問に感じないと思います。『ごちめし』ではユーザーが手数料を負担することで、飲食店に使いやすいシステムにしています」(同社)

 今こそ愛する店を助けるタイミングだろう。

(小出和明)

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