くらし・健康詳細

イチオシ
loading...

「認知症保険」の最新知識 高齢者の5人に1人! 「認知症社会」到来を前に知っておきたい

2020年3月22日号

 ご存じだろうか。5年後には、65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれていることを。「認知症社会」が来る前に、「お金のこと」についてどのような備えができるのか。特に医療費に対する保険や、事故などの損害への賠償制度をまとめた。

「ピンピンコロリ」

 人生100年時代、ピンピンと元気に長生きし、寝たきりになることなく、寿命が尽きるときにはコロリとあの世にいきたいと願う人が増えているという。

 とはいえ、加齢に伴い、がんや寝たきりのリスクなどが高まるだけに心配は尽きない。数ある心配事の一つに入るのが「認知症」だ。

 年を重ねるごとに、「自分が認知症になったら、親が認知症になったら」と、不安が頭をよぎった経験がある人は少なからずいるはずだ。一方では、「自分は認知症にはなるはずがない」と、思い込んでいる人もいるだろう。

 厚生労働省の推計によると、5年後の2025年には、認知症の人の数が730万人程度となり、65歳以上の約5人に1人が認知症になるかもしれないという(左グラフ)。どうやら、他人事(ひとごと)ではなさそう。やはり、これからは認知症など、長生きすることで起こるリスクにも備える必要性が出てきたようだ。

 認知症になってしまったら、どんな心配事があるのか考えてみよう。

 まず、最初に思い浮かぶのは「医療費の不安」だ。そもそも、認知症になると、社会が負担するコストとして、どの程度の医療・介護費がかかるのだろうか。厚労省と慶應義塾大医学部の研究グループが14年に推計した内容を見ると、認知症になると年間の医療費が1・9兆円、介護費が6・4兆円、インフォーマルケアコスト(家族などが無償で行うケアを金額に換算したもの)が6・2兆円かかるとの結果が出ている。

 1人当たりでは、入院医療費は月34万4300円、外来医療費は月3万9600円とのこと。高額療養費制度を使っても、月数万円以上はかかりそうだ。

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    船山基紀 作曲家/編曲家

    2020年3月22日号

    阿木燿子の艶もたけなわ/293  中島みゆき、山口百恵、沢田研二、KinKi Kid...

コラム