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家電が凄い 春の嵐 「白物」なぜか活況! 売れているのはコレ!

2018年3月18日号

▼「共働き世帯の増加」で大容量の洗濯機・冷蔵庫が人気

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家電の販売現場が活況を呈している。特に好調なのが「白物家電」。その理由は、過去10年ほどで大きく変化した生活スタイルや住環境、社会情勢にマッチした新機能にありそうだ。様変わりするテレビや調理家電を含め、専門家と一緒に家電売り場を巡ってみた。

「家電販売には持ち直しの動きがみられる」
 内閣府は2月6日、政府統計などを基に経済動向を分析する「今週の指標」で、そう結論付けた。主な理由は二つある。一つは、2009~11年の家電エコポイント制度や11年の地デジ化を契機に家電を購入した人の買い替え需要が高まっていること。もう一つは、「家電の高付加価値化の進展も買い替え需要を下支えしていると考えられる」(「今週の指標」)ことだ。
 インターネットの価格比較サイトを運営するカカクコムの鎌田剛(かまだたけし)常務執行役員は、同社の家電サイトへのアクセス件数の変化を次のように説明する。
「テレビ、パソコンなどデジタル家電は性能も普及率も頭打ち。アクセスは横ばいです。一方、白物家電の中でも生活必需品の電子レンジやトースター、洗濯機、掃除機などは好調です」
 低価格品と高価格品へのアクセスが突出し、中間の価格帯はアクセスが少ない「二極化」の傾向があるのが最近の特徴だという。
「最低限の機能があればいいなら電子レンジは5000円もあれば買える。半面、トースター機能しかないのに2万3000円以上する『ザ・トースター』(バルミューダ)が15年に発売され、これを契機に毎日の食事に幸福感をもたらす家電にお金をかける傾向が強まっています」(鎌田さん)
 日本電機工業会(JEMA)によると、白物家電の国内出荷額は昨年、2年連続で増加した。今年1月の前年同月比伸び率が高い品目は、空気清浄機16・7%▽容量401リットル以上の冷蔵庫11・4%▽ホットプレート8・3%▽食器洗い乾燥機7・8%▽IHクッキングヒーター5・9%▽洗濯機5・2%――と、「食」に関係する品目が目立つ。
 主な品目別に、最近の売れ筋を見ていこう。
 冷蔵庫は大容量化が進んでいる。JEMAの資料によると、05年ごろは主流が容量400リットル前後だったが、15年ごろには500リットルに移行、600リットル以上も出現した。デジタルライターのコヤマタカヒロさんの案内で東京・渋谷の家電量販店の冷蔵庫売り場を歩きながら最新事情を聞いた。
「(米国発祥の会員制倉庫型店舗)『コストコ』で2キロの肉を買っても入る大容量冷蔵庫が好まれています。三菱電機はついに700リットルを出してきました」
 ただし、三菱の700リットルタイプは幅80センチ、奥行き73・8センチ、高さ182センチ(税抜き実勢価格=29万円前後、以下同)。日立アプライアンスにも同クラスの735リットルがあるが、大きすぎて設置できない家庭も多そうだ。
「古いマンションでは冷蔵庫用スペースがおよそ幅60センチで、設置できる冷蔵庫は容量400リットルが限界。ここ10年ほどで住宅ローン減税を使って購入した新築マンションでは幅68・5センチに広がり、容量500リットル超の冷蔵庫を置けるようになった」(コヤマさん)
 おすすめは庫内温度が氷点下なのに食材が凍らない機能、それに食材に冷気を吹きかけて解凍せずに調理できる機能が付いたタイプ。2~3人世帯なら三菱「WXシリーズ」の470リットルタイプ(20万円前後)がいい。
「幅65センチとコンパクト。次のモデルが出たばかりなので、値段が20万円以下に下がり始めています」(同)

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