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近藤誠が緊急警告 「減塩食」は早死にする! 最終回 「高血圧」こんな治療はやめなさい!

2017年12月 3日号
  • 健康の新常識近藤誠が緊急警告 「減塩食」は早死にする! 最終回 「高血圧」こんな治療はやめなさい!

▼降圧剤で年間約2万人死亡の"仰天推計"

 前回は、高血圧の人が塩分摂取を控えると死亡率が4割上昇するという戦慄(せんりつ)データを紹介した。それでは、「降圧剤」による高血圧治療を受けている人にリスクはないのか。がん治療に一石を投じた近藤誠医師(69)は、連載最終回で高血圧治療の危うさを告発する。

 塩分の摂取を1日6グラム未満に減らすと、高血圧による心臓血管疾患が減り、死亡のリスクも減っていく。前2回では、日本高血圧学会が推奨してきた「減塩」が全くの虚構、デタラメであることを指摘した。
 事実、世界49カ国で実施された都合10年以上に及ぶ疫学調査がはじき出した最新の決定的データによって、塩分の摂取を控えれば控えるほど、逆に心臓血管疾患の発症率は高まっていき、総死亡率に至っては実に「約4割」も上昇してしまうという驚愕(きょうがく)の事実が明らかになったのだ。
 しかも、これらの事実は「健康な人」に加え「高血圧の人」にもピシャリと当てはまっていた。最終回となる今回は、「国や学会は塩を悪者に仕立て上げることで高血圧治療の利権を死守しようとしている」と断じる近藤誠医師に、減塩や高血圧治療を巡る"闇"を語り尽くしてもらった。
  ※
―学会は「収縮期血圧140以上」または「拡張期血圧90以上」を「高血圧」と定義していますね。
近藤 これには歴史的な経緯があります。僕がまだ医学生だった1970年代までは「上の血圧は年齢に90か100を足したくらいが妥当」(注1)とされていました。ところが、78年になって突如、WHO(世界保健機関)が基準値を改定し、年齢にかかわらず「160以上/95以上」と決めてしまったのです。
―改定の理由は?
近藤 当時、WHOは各国政府からの拠出金だけでは運営が成り立たず、製薬業界からの寄付金に依存する状況に陥っていました。そんな中、基準値が「160以上/95以上」に改められれば、高血圧と診断されて「降圧剤」を処方される患者が全世界で激増します。今年流行の言葉を使えば、WHOはパトロンである製薬業界の思惑を大いに「忖度(そんたく)」したのでしょう。
―製薬業界を儲(もう)けさせるための改定だったと?

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