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健康も病気も足が原因だった!

2017年7月30日号

100歳まで元気に歩く! 健康も病気も足が原因だった!

「足」は年月とともに劣化していく。専門医によると、50歳を過ぎた頃から痛みやしびれなど、何らかのトラブルを抱えやすいという。小さな異変が足の切断などの重大な問題につながることも少なくない。人生100年の時代、いつまでも元気に歩ける足を保ちたい。

 突然だが、普段「足の裏」を観察することはあるだろうか。入浴して足の指の間を洗い、タオルで水分をふきとって清潔に保とうとしているだろうか。足に傷ができた時、病院を受診しているだろうか――。
 下北沢病院(東京都世田谷区)病院長で、日本形成外科学会専門医の菊池守医師は「日本人は海外と比べて靴を履く歴史が浅いためか、"足の健康"に対して冷たい」と苦笑いする。
「足は使うほどに劣化する。消耗品と考えてください。もちろん、歩かない人のほうが健康になれるという意味ではありません。痛みを感じるなど正常でない状態で歩き続けると、重大な病気を招く可能性がある。健康目的のウオーキングをしていても、かえって不健康になってしまうんです。だいたい50歳を超える頃から、足に何らかのトラブルが出てくることが多いですね」
 米国では足を専門に診療する「足病専門医」(ポダイアトリスト)がいるという。整形外科や形成外科、血管外科など、足の病気に関する専門的な知識を兼ね備えた専門医が、足のトラブルを治療している。
 菊池医師が率いる下北沢病院は2016年、さまざまな科の医師が集結して「足の総合病院」として生まれ変わった。
「かつては足の"耐用年数"が切れる頃に寿命を終えていたのですが、今は平均寿命80歳の時代です。生涯足をどう守るか、ということを考えなければなりません」(菊池医師)
 足の健康が全身の状態に影響を及ぼすこともあれば、全身の不調が足に表れることもあるという。

 ◇切断につながる"足の心筋梗塞"

 心臓の血管が詰まると心筋梗塞(こうそく)を起こすように、足の血管も動脈硬化が進行すると血管が狭くなり、「閉塞性動脈硬化症」を発症する。通称「足の心筋梗塞」と呼ばれ、足に必要な栄養や酸素が送り届けられなくなった状態だ。重症化すると細胞が壊死(えし)し、足を切断しなければならなくなる。

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