くらし・健康詳細

イチオシ
loading...

自分で見つける!乳がん・前立腺がん

2017年7月16日号

手遅れにならないために これが危険な兆候だ

 フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんで死去したことから、見落としのない「がん検診」に注目が集まる。しかし、今年の検診が陰性でも、翌年まで"がんができない"保証はない。男女それぞれ発症率が高い乳がんと前立腺がんの、自分で気づける兆候を取材した。

 がん検診を受けて異常がなかったにもかかわらず、翌年の検診で「進行がん」と告げられると、「どうして? あの時検診を受けていたのに......」という気持ちが起きるかもしれない。
 小林麻央さんは人間ドックを受けた時点では、がんの病変が見られなかった。しかし、検診から数カ月後に自分で異常を感じて再検査をし、乳がんの診断を受けている。
 検診を受けて、その次の検診までに自覚症状が出て発見されるがんを「中間期がん」と呼ぶ。
 乳がん症例数が豊富な、がん研有明病院(東京都江東区)乳腺センター長の大野真司医師は「当院では年間でおよそ1000例の乳がん手術を行いますが、ざっと5%、50人ぐらいは中間期がん」と話す。乳がん検診では1・5センチほどのがん(ステージ1)なら、どの医療機関でも見つかると考えられる。この時点なら転移の恐れも小さく、手術をしても乳房を温存できる可能性が高い。だが、例えば1センチのがんがあって検診で発見されなかったとして、2年後に検診を受けると、がんは2~4センチ程度(ステージ2以上)まで大きくなっている可能性がある。この場合、乳房全摘手術や、抗がん剤治療が必要になるケースが少なくない。
 がんの中でも、特に乳がんは自覚症状が出ない段階で見つけられる、すなわち「胸を見て、触れば分かる」のが特徴だ。中間期に自己検診(セルフチェック)を行うことが、命を守ることにつながるだろう。

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    新藤晴一 ミュージシャン

    2017年9月17日号

    阿木燿子の艶もたけなわ 169   ロックバンド「ポルノグラフィティ」は1999年に...

コラム