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「ジャパニーズ・カルタ」セット 書道家が制作、日米で6月販売

2017年5月28日号

 日本のコンテンツがまた一つ、世界に羽ばたく。米国を拠点に活動する独創的な書道家、竹原弘記(こうき)さん(41)とゆうこさん夫妻が着想から4年余をかけ「Japanese Karuta」セットを制作した。夫妻は「外国人には、実際に遊びながら日本文化を知ってほしい」と話す。
 競技かるたを題材にした人気漫画「ちはやふる」がアニメや映画にもなったことで、海外でもかるたへの関心が高まる中、インターネット通販大手アマゾンなどを通じて6月から日米で販売を開始する。
 竹原さんは岡山県出身、デニム着物にサングラスのいでたちで、2011年から米国、英国、フランスなどで書の個展を開催する一方、全長5メートルの巨大筆による書のパフォーマンスやワークショップを行っている。こうした活動の中で外国の子供たちと触れ合ううち、「単に書道を披露するだけでなく、背景にある日本文化そのものも伝えたい」との気持ちが強まり、かるたの制作を思い立った。
 夫妻で日本人の身近な暮らしぶりを中心に「ありがとうご先祖様の盆供養」「一年の心がまえと初日の出」「梅干しを食べたあとにはすっぱ顔」など、五七五の句に詠んで「書札」と「絵札」の2種類を作った。「書」は竹原さんが担当し、「絵」は岡山での活動を通じて知り合った日本アニメーション協会会長の古川タクさんに依頼した。
 また、それぞれの札の裏面を英語と日本語による読み札とし、外国人でも英文で「絵」を容易にイメージできるよう工夫した。英訳したのは、日本文化への思いで共感した米国の弁護士夫妻だ。
「外国人には、日本の文化は面白いなあとか、自国の考えや文化とこんなふうに違うのかと感じてもらえると嬉(うれ)しい。日本人には、日本の文化を外国の方に英語で紹介できるようになるツールとして使えると思います」(ゆうこさん)
 新たなクールジャパンは、どんな旋風を巻き起こすか。
(山崎博史)

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