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体に"革命"を起こす この姿勢を変えれば痛みは消える!

2017年5月21日号

 運動に適した爽やかな季節だが、腰や膝の痛み、頭痛などで体を動かすことがままならない人もいるだろう。痛みは気持ちをめいらせ、生活の質を低下させる。実は、長年の痛みを簡単に改善できるという情報をキャッチした。その鍵は、なんと「姿勢」にあるという。

 姿勢で健康が左右される。特に睡眠中の体を横たえる姿勢(臥位(がい))で、痛みが良くも悪くもなるという。
 長年、臥位に健康を保てる"ベストポジション"があるのではないかと研究を続けた医師がいる。16号整形外科(神奈川県相模原市)院長で整形外科医の山田朱織(しゅおり)医師だ。
「座位や立位は自らの意識で定まりますが、睡眠中の臥位だけは自分の力ではどうにもできません。私は臥位を『睡眠姿勢』と呼んでいますが、その重要性に気づいていない人があまりにも多い。本来『寝る』ということは、朝までに痛みを改善する、一番いい時間なんです。睡眠には昼間にダメージを受けた体を休ませ、細胞の再生やメンテナンスを促す作用がある。睡眠姿勢が悪いと、かえって腰痛などの痛みが悪化し、朝起きたらイタタタ......なんてことになってしまう」
 人は一日の約3分の1を眠って過ごす。人生を80年とすると、27年弱も眠っていることになる。それだけの長い時間、体を安心して預けられる寝具を選ぶことが最も大切だという。体を預けるというと、まずマットレスや敷布団を思い浮かべるだろうが、山田医師は「枕」を重要視する。
「マットレスや敷布団と、枕を比較すると、3対7ぐらいの割合で枕が睡眠姿勢の決め手となる。最終的にどうしても痛みが改善しない人は、布団一式を見直す必要がありますが、大半の人は枕を変えるだけで良い姿勢になる。ポイントを押さえれば、明日の朝には"痛みにくい体"に生まれ変われます」
 山田医師の父親も整形外科医で、睡眠時の姿勢の重要性を考え続け、患者に手作りの枕を提供していたという。その診察風景を見て育った山田医師は2002年、肩こりや頭痛に悩む患者に適切な枕を指導する「枕外来」をスタートした。これまで山田医師のもとで約10万人の患者が睡眠姿勢の指導を受け、およそ7割の人が痛みを改善したというアンケート結果がある。表(1)に挙げたのは、枕によって症状が改善した代表例だ。もちろん他の原因でこれらの症状が起きる可能性もあるが、不具合があれば一度、睡眠の姿勢を見直す必要性はあるだろう。

 ◇良い睡眠姿勢とは寝返りが打てること

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