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あの頃にタイムスリップできる 「小学校ライスカレー」レトルト

2017年4月30日号

あの頃にタイムスリップできる 「小学校ライスカレー」レトルト

 給食の思い出は、酒の席などでとても便利な話題だ。日本人ならば、ほぼ全国で各世代が経験しており、共感を得られやすい。逆に地域差や世代間のギャップも面白く、意外な献立やルールの発見で盛り上がる。
 中でもカレーは誰もがきっと大好きで、それぞれが一家言を持っている"鉄板"メニューだろう。本場インド風から英国風、各種エスニックカレーまでが手軽に味わえる現代から見れば、あまりに素朴な黄色いカレーは、それゆえに郷愁を誘う。
 昨年12月、そんな懐かしいカレーの復刻版がレトルトパックで発売された。岡山県総社(そうじゃ)市の地産地消を推進する取り組み「そうじゃ地・食べ」が、その活動の一環として開発したものだ。同市の小学校で昭和40年代に提供されていたレシピを、当時勤めていた栄養職員からの聞き取りを参考に再現している。
 第1弾の総社小学校に続き、現在は常盤小学校、山手小学校の3校が揃(そろ)う。どの学校も基本的には優しい辛さの、子供向けだ。ジャガイモ・ニンジンがごろりと大きめなのも同じ。しかし味付けは、意外なほどに個性が際立っている。
 甘みの奥に本格的なスパイス感があるもの、ミルク風味が豊かなもの、ほんの少しフルーティーなものなど、違いがはっきり分かって楽しい。そして3校中、山手小のカレーだけにグリーンピースが入っている。これは好みの分かれるところだろう。
「小学校ライスカレー」シリーズ(各300円・税込み)に先立ち、同市では3年前に「そうじゃ消防署カレー」(500円・同)を発売している。約40年前、夜勤の消防士たちが編み出したカレーで、今も連綿と受け継がれている。牛スジ肉をたっぷり使った、スタミナ満点の大人の味だ。
 ご飯でも美味(おい)しいが、ここは一つ、食パンを浸して味わいたい。あの頃の教室へ、アッという間に戻れるはずだ。
(小出和明)

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