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「眼」の最新情報 老眼ケアはここまで"進化"した 目が若返れば、全身が蘇る

2017年4月 9日号

 年とともに近くの物が見えづらくなる「老眼」。不自由を感じつつも「もう年だから」と諦めてしまいがちだ。老化を完全に止めることはできないが、適切な"ケア"をすれば症状が改善し、進行のスピードが緩やかになるという。今日から目に良い習慣を始めたい。

 老眼は治らない――かつては、その考えが主流であった。老眼はその名の通り"目が老化した状態"だが、近年はトレーニングや生活習慣によって進行を食い止められることが研究データで裏付けされている。
「セルフケアで目は蘇(よみがえ)ります」と話すのは、眼科医の経験を持ち、現在はアンチエイジングドクターとして活躍する、Rサイエンスクリニック広尾(東京都港区)院長の日比野佐和子医師。数多くのメディアに登場し、近著の『1日1分、2週間 眼トレ』(KKベストセラーズ)はベストセラーとなっている。
「食事や運動、睡眠などの生活習慣を見直し、外側から化粧品などで手入れしていけば肌が若返るように、良い習慣を積み重ねることで、ほとんどの老眼は現在の状態より改善します」
 日比野医師の実年齢は46歳だが、肌年齢を測定するとなんと22歳で、「老眼も全くない」という。しかし、数年前までは肥満気味で目が疲れやすく、小さな文字がぼやけるという老眼初期の症状があったと語る。
「肌もしみだらけでボロボロ、アレルギー症状もひどかったですね。忙しいことを理由に食事は1日1回で、外食に頼ってました。間食にスナック菓子やアイスクリームなど血糖値が急激に上がるものばかり食べ、油ものも大好きで今より15キロも太っていたんです。患者さんにアンチエイジングを勧めながら、自分の生活はひどかった。でも関西から東京に引っ越してクリニックを開業し、メディアに出る機会が増え、このままではまずいと(笑)。食事を中心に生活を見直すと、目を含めた体の調子がとても良くなったんです」
 目は「全身を映す鏡」とされる。目を詳しく検査すれば、目そのものの健康状態だけでなく、血管の様子から動脈硬化や糖尿病の進み具合、血圧の状態などが分かるからだ。
 体が老いれば、目に最初に表れるという。反対に目が良くなれば、全身の若返りにつながる。老眼を改善する習慣が、体全体の健康や美容に効果があるということだ。衰えていく目の機能をできる限り回復させ、健康を維持するために、目の改善に特化したトレーニングや食事を探った。

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