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「痛風」「糖尿病」...「1日1杯」こんなにある"健康効果"牛乳が認知症予防に効く!

2017年2月19日号

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「痛風」「糖尿病」...「1日1杯」こんなにある"健康効果" 牛乳が認知症予防に効く!

 およそ6000年前から人類が親しんできた「牛乳」。カルシウムやたんぱく質などの栄養素を手軽に摂取できるだけでなく、認知症や生活習慣病を予防する驚きの効果もあるという。牛乳にまつわる"気になる噂"と併せて、その持つ力を多角的に検証した。

 牛乳は古くから利用されてきたが、「人の体に悪影響を及ぼす」などといった有害説がたびたび取りざたされる。牛乳の消費量が多い海外では「人と牛乳」に関する膨大な研究論文があり、専門家の間で議論が盛んだ。国内では一部の専門家が「日本人には牛乳への適応力がない」「飲み過ぎると骨粗しょう症になる」などといった説を唱えたことにより、牛乳の消費が落ち込んだ時期もあった。
 牛乳は体に良いのか、悪いのか。
 結論からいえば、少なくとも日本人にとって「牛乳は健康に役立つ」と考えられる。「牛乳が体に悪い」という科学的な根拠はない。
『糖尿病になる人 痛風になる人』(祥伝社新書)などの著書があり、生活習慣病に詳しい秋葉原駅クリニック(東京都千代田区)の大和田潔医師は、こう話す。
「牛乳を飲むと、豊富な栄養素が取れることはもちろん、満腹中枢が刺激されて食欲を抑制する効果がある。尿酸の排出を促し、尿酸値も下げる。その明らかな仕組みはまだ分かっていませんが、高尿酸血症などの生活習慣病予防になることは世界的に知られています。牛乳は体内への吸収が緩やかで、食後に血糖値を急激に上昇させない(低GI)食品。腸での糖の吸収が速い白米や菓子パンなどの高GI食品よりも、低GI食品を選んだほうが糖尿病発症のリスクが低下します」
 食事が炭水化物中心であったり、夜食が必要な人は、一部分を牛乳に置き換えることで、必要な栄養素を補給しつつ、糖尿病になりにくい体になるという。

 ◇「毎日飲む」と認知症の発症率が低下

 糖尿病はアルツハイマー型認知症の重要な危険因子。となると、糖尿病予防となる牛乳は、認知症の発症を防ぐ効果もあるのか。国内で多数の研究結果が報告されている。
 代表的なものは、福岡県久山町に住む認知症でない住民(60歳以上)を対象に、1988年から17年間追跡した久山町研究だ。
 牛乳・乳製品の摂取量で住民を四つのグループに分けて比較したところ、アルツハイマー型認知症の発症率は「牛乳や乳製品の摂取量が増加するほど低下する」という結果となった。

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